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2015年06月29日00:31

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クルト鉄道(仮称)…パノラマしなの&振り子機構

27日の午後、カトーの「381系パノラマしなの」(振り子機構付き)が届いた。

何故か、今までカトーの振り子機構付きの車両は購入したことがなかった。興味が無かったということは無いので、タマタマ買いそびれたダケだとしか…。

トミックスが35周年記念製品として販売したテーブル型ジオラマベースボードシステム(アクリルケース&脚&引き出し付き)上に組んだレイアウトに半S字の部分があるからか、走行テストしてみたら脱線する…。ギミック好きの私に、今まで無意識に買いそびれさせたのは、このことなのか(笑)。

実車の振り子機構や車両傾斜装置は車体を傾けることによってカーブ部分の通過速度を上げるのだが、単に外形を縮小しただけの模型では脱線を防ぐ為、逆に速度を下げないといけないのか(笑)。速度を下げても脱線するので厄介だ(泣)。「車体傾斜式車両」→https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E4%BD%93%E5%82%BE%E6%96%9C%E5%BC%8F%E8%BB%8A%E4%B8%A1

元々、S字のないレイアウトだったが、設置スペースの関係で大幅に変更せざるを得ず、奥行を60センチ狭めたシステム(90×90cmを縦長に3台連結)を組んであるので、曲線部分に直線レールが組み込めない。

オマケに、ヤード部分以外の線路や駅舎はカトーで余るほどに揃えてあったが、高架部分はカトーのモノでは半径が大き過ぎて使えなくなったり、いつの日にか固定レイアウトにと思いながら10年以上経ってしまい、地上部分に使用していたプレート複線線路も駅舎付近だけしか使えなくなり、トミックスのモノに交換せざるを得なくなってバカほど余ってしまった。

当然、線路のメーカーを変えたら信号機やポイント等も変えないといけなくなるので…。そうなると、それらを制御する機器も新たに必用となるので出費が凄い(笑)。

カトーは、売れ行きが悪かったのかプレート複線線路を止めてしまうし…。本格的なシーナリーを考えていない私は、柵等も簡単に設置できるので好きだったのに…。

当時のトミックスの自動踏切が不細工過ぎて、カトーのモノを選んだ関係もあり、プレート複線線路を直に接続できる利点やディテールの好みからエンドレス部分の線路等はカトーで揃えた。

ヤード部分は、計画時点においてカトーが電動式のターンテーブル作っておらず、トミックスのモノを使わざるを得なかったので、トミックス(当時は茶色と灰色の2色の道床の製品が並行して販売されていたので茶色道床を選択…ところが、今は灰色のみで茶色のモノが入手困難で泣きっ面に蜂)で揃えてあったのに、最近になってカトーが電動式ターンテーブルを売り出した。自動踏切もトミックスとカトーが新製品を出してしまい、新製品を買い直す等々、何もかもチグハグでイライラする(笑)。

振り子機構付き車両が、ここまでデリケートな感じだとは思わなかった。模型の車体が軽く、車輪あるいは台車が浮き上がるのかな…。

地上部分のカント付きレールを使っていないカーブ部分にはカーブポイントがあり(直線部分を挟んで反対側のカーブはカント付きレールで、カーブを抜けてスグに脱線の原因になりやすい自動踏切があるが脱線しない)、そのポイントを抜けると、さらにカーブして半円のカーブとなる。走行テストした内回り線には、そのカーブを抜けてすぐにヤードへの引き込み用のポイントがある。この辺りで半S字が終わる。

この半S字カーブを抜けてスグあたりにダブルクロスポイントがあり、最後尾の車両が半S字を抜けきらないうちに先頭車がダブルクロスにさしかかる。カーブポイントやダブルクロスポイントは、ヤードへの引き込みと方向転換の為に必要なので撤去できない。

レール等を点検し、速度を変えたりして、いろいろ試しても脱線するので、この381系を内回り線では走行させないことにするしかないようだ。
フォト1号車であるパノラマグリーン車(クロ381)。不恰好という方もおられるようだが、前面硝子から車内がよく見えて私は好き。

フォトカトーのプレート複線線路(現在は販売されていない)の地上駅舎付近。

フォト実車は重心を低くする為に屋根の冷房装置等を床下に設置したらしい。それにしてもスッキリした屋根上の景色だな。

先日の「キハ32 3 鉄道ホビートレイン」(マイクロエース)も走行テストした。
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試しに同じ線路上を逆方向に走らせると、最大速度でも列車は脱線しない。ほぼ左右対称のレイアウトなのだが、カトーが振り子機構(車体傾斜装置)をモデルに装備した初期に脱線が多すぎて改良したようだが(改良後も脱線しやすいとの悪評があるらしい)、その特徴が極端に出ているということかな。
フォトトミックスの高架複線レール部分(カント無し)からカトーの高架駅部分へ。パノラマグリーン車では傾きが分からないが、より高さのあるクハ381では僅かに傾いているように見える。

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1989年9月に大阪から和歌山の太地(たいじ。クジラやイルカで有名)へ亡妻と2泊3日の旅行をしたことがある。その時、往復は「スーパーくろしお」(確か283系https://ja.m.wikipedia.org/wiki/JR%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC283%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A )で、太地に宿泊して太地〜白浜間を往復したが、その時に乗ったのが「くろしお」(確か381系https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84381%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A )だった。

1989年9月24日〜26日の旅行での記念撮影(笑)。この頃は旅行にカメラは持っていかなかったので、現地で業者に有料で撮影してもらうことが殆どだった。
フォト串本橋杭岩にて。一緒に写っているのは同じ駅から乗ったバスツアーの乗客で見ず知らずの方々。

フォトアドベンチャーワールドにて。ここでは、グループごとに撮影していた。

亡妻は、新しい車両の283系「スーパーくろしお」で気分が悪くなり、古い車両の381系「くろしお」では気分は悪くならなかった(笑)。

おそらく、和歌山〜太地間は海岸線沿いにクネクネと列車が走るので、振り子の差異で気分が悪くなったのだろう。乗り物酔いに強い私は、亡妻ほど違いが体感できなかった(笑)。

その頃の私は、鉄道に関しての興味は特に無く、振り子式車両のことは全く知らず、古い車両では何も無くて、新しい車両で気分が悪くなるとは不思議だなと思うだけだった。
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