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2015年05月26日04:56

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「地球資源の争奪戦と核兵器」ー 子供たちの未来を忘れた大人たちのエゴイズム

「豊かな未来ー貧しい心」 片や、総理やタレントたちの「美食ブームー」 片や、貧困家庭の「食事」事情



 核不拡散条約(NPT)再検討会議が大国間対立のため決裂した。会議は最終文書を採択できなかった。

 世界の核兵器の約9割を持つ米国とロシアがウクライナ情勢などで対立し、中国も核戦力を増強するなど、核軍縮の機運は低下している。

 NPTの締約国・地域は191。ただし、イスラエル、インド、パキスタンといった核を持つ国々が加入しておらず、北朝鮮は脱退を表明している。

 中東では、事実上の核保有国とされるイスラエルがNPTに加盟しておらず、そのことを問題視するアラブ諸国は非核地帯構想の実現を長年訴えてきた。



 ここに見えるのは「核兵器を持たないと政治は語れない」とする「大国のエゴ」だ。

 およそ「南北間対立」も孕みながら「先進国ー国際富裕国連合」と「後進・資本主義国連合」の対立図式だろうか。

 中国もロシアも「共産党」を標榜するが、政治組織体としてしか実態は無く、「マルクス・レーニン主義」の思想実験など、とうの昔に捨てている。

 今ある体制は帝国主義の様相を帯びている。



 平和=「戦争の無い状態」を巡る二つの方法論ー現在の「軍事バランス均衡主義」と「理性的平和主義」ーとでは常に「核保有軍事バランス均衡主義」に軍配が上がる。

 そしてパワーエリートたちは、地球を世界を食い物にしようとする。

 それが「人の世」の生態であり、政体であることを端的なまでに示したのが今回NPTなのだろう。

 そこには「百人の村」や「子供たちの未来」に思い至る要素もなさそうだ。



 世界唯一の被爆国・日本は、ここでどのような「ロビー活動」を展開したのだろうか。

 愚問はよそう。総理みずから平和憲法を足蹴になさる。外交官などは「仕事の振り」して夜にはパーティーで忙しいのだろう。

 方や総理やタレントたちの「美食ブームー」 方や貧困家庭の「食事」事情 この国にしても多くの問題をないがしろにしている。

 ばら撒き総理・ドヤ顔総理と幾つもの異名を既に持つ。「今年の漢字」「流行語大賞」が見物だ。「汝の俸、民の脂。汝の禄、民の骨」−「経世済民」どこ吹く風という事か……。



「世界唯一の被爆国・日本」がアメリカの肩を持ち、反対に廻った。なんということか……。

「平和理念ー憲法・不戦の誓い」が、愛する日本より、日本人自身の手で葬られようとしている。 


 先の大戦より何を学んだのか。

 これに怒りを、この結果に怒りを覚えなくて良いのか?!



 国連が「英知と良心」の府として機能しないならば「第三次世界大戦」を覚悟するしかないのか……。



 子供たちに「未来」を私たちはどのように語ろうか……。







■被爆者に失望・憤り広がる NPT再検討会議の決裂
(朝日新聞デジタル - 05月23日 13:58)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3430832
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