今朝、宅配便で本が届きました。
本を開く前から、心臓の高鳴りで、眩暈さえ起こしそうな興奮に、自分自身、とまどっております。
御年87歳にならんとされる、大宮眞人氏が書かれた、邪馬台国の全貌を解き明かした研究をまとめた本です。
「あぁ、歴史好きのおじいちゃんの本ね」というレベルのものではなく、古代日本の、卑弥呼やら、名前を聞いたことのある神々やらはもちろん、我々の住む九州の各地の地名の意味など、本当に身近なことを「音」から解き明かしておられる、びっくりな本です。
つまり、古代中国語の発音から、古代文献を読みなおし、各地の地名と実際に足を運んで、地元の人に、通称名、読みを訪ねて調査して、当時の本当の意味と、後に歴史とともに、隠されたり、書きかえられたりした文字にまで言及されているのです。
その文面は、時に会話調で、なんだか、NHKのサイエンス番組を見ているような感じ。
しかも。それを感じ取っておられるのは、机上ではなく、足を運んでその地の人の印象から、確信されている。
音に注目、と、その地から受けるものを確認されている、著者の大宮氏、娘さんは、ロバの音楽座のメンバーとして、各地で演奏する音楽家です。(ロバの音楽座のメンバーは、国立音大系)
なんか納得〜
これからじっくり読もう! 楽しみ!!
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026085016-00
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