mixiユーザー(id:503142)

2015年05月21日01:39

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う〜ん… ずっと前から疑問…(教えて あやせさん)

う〜ん…ずっと昔から疑問な事がある。
自動車の前後重量比50:50って良く聞くけど、どれほどの効果がある物なん?

古い話なので話にならないかもだけど、たとえばWRC。
グループAのランチアデルタ。偉大なチャンピオンカーは60:40のフロントヘビー、
第一世代WRCarで唯一206WRCに黒星を付けたカローラWRCが55:45とややフロントヘビー、
四駆キラーともてはやされたF2(NA2リッター)は言うまでもなく60:40のフロントヘビー、
同時期、50:50を実現していたインプレッサWRCの成績はアレだったじゃない…。
(表彰台云々よりも、完走が危ういって感じで)

当時のドライバー達も「ややフロントが重い方が、
その偏りを軸に、速く、楽なコーナーリングできる」とか言ってたし。
(ディディエ・オリオールとか)

その後の時代は、ほとんどがWRCarが50:50の前後重量比を実現していて、
WRCでは90年代後半までしか前後重量比の話は出ていなかったので、
おいらの認識はここで止まっている。

まあ、コーナーの挙動を、三つのアクティブデフ、アクティブスタビ、アクティブサスで
自由自在に作れるようになり、その申し子ローブみたいなモンスターが生まれからでもあるけど…。

確かに、近年の滑らせないドライビングにおいて、
4輪をバランスよく使える50:50ってのは「それなりの効果」があるのだと思う。
ただ、俺が知りたいのは「度合」の話ね。

たとえば、スペアタイヤを積んで50:50の前後比になるWRCarが本気でアタックする時、
バランスを欠いてでもスペアタイヤを下ろして「少しでも軽くした方」が良いのか、
スペアタイヤを積んで「50:50の前後比を維持した方」が良いのか?

車の性格、コース、ドライビングスタイル、車両ダメージなど、
条件はあるだろうけど結果(タイム、または耐久性)にどれぐらい影響があるのか…。
具体的に、チュリニの下りで3秒縮むなら「効果あり」だと思うんだ。
ただし、完走率、他のパーツへのダメージ、ドライバーへの疲労が同じであるならね。

まあ、デレクールのおっさんは「とにかく軽いの! バランス? 車の性能?
そんなもん、ドライバーが腕でどうにかすっからどうでもいいよ」って言ってたからなぁ…
気合でどうにかなる範囲の話なのかな?


逆にね、サーキットのレースだと50:50が理想的だって納得いくんだ。
サーキットでの結果は、細かい技術の積み重ねてタイムを削る「蓄積の結晶」みたいな物だからね。
おそらく、50:50って前後比は様々な技術を乗せて行く上での「基準点」になってるのだろうし。


で、最も気になるのが「市販されているスポーツカー」なのさね。
もちろん、アクティブデフみたいな高価なハイテク装置も付いてない。
毎日8時間のトレーニングをして、メンテナンスからセッティングまでの知識を兼ね備え、
プロの現場で10年のレースドライバーキャリアとか積んだりしてない「一般の方」が乗るでしょ。
それでも、十分な効果がみられる物なのかな?
もし、腕の差によって効果がみられる場合、どれぐらいのレベルから差が出てくる物なのかな?
それは、スポーツカーに乗っている人の何%ぐらいなんだろう…。

エンジンがコンパクト、高性能になって、
市販車でも50:50の前後比が比較的出しやすくなった昨今、ちょっと気になっているのでした。
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