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2015年05月17日18:23

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「相手の話を聞く・相手に語り掛ける・双方の言い分に耳を傾ける」民主主義の基本でしょ?!

 日米による「沖縄戦」は、太平洋戦争(大東亜戦争)の末期、初めて「国内唯一の地上戦」と称される「白兵戦」が国民交えて行われた激戦地。尚も長く米国の占領下に置かれていた。

 72.沖縄の施政権返還の後も、この米軍・米軍基地は居座り続け沖縄に戦争の記憶と只今の現実を押し付けているのは本土民の私たちには理解しにくいことだ。この記事への「書き込み」を見ると翁長知事や島民の願いに対して全く理解を示していない。およそ「理解しても意味が無い」と切り捨て論・決めつけ論が量産されている。

 この「戦いの悲惨さ」を知ろうともしない若い世代が安倍政権の冨国強兵路線のちょうちん持ちをしている。このことには「時の人・某放送局会長」も手伝うのかして「終戦記念番組」が深夜に放送されなくなった。「政権」如何によって国民放送の内容も右傾化するのだから民放の右傾化もスポンサーの意向を重視することとなる。

 当時、両軍・島民をあわせて死者数は20万人と言われる。ガマで展開された掃討戦は終戦の日まで続いたという。実に「鉄の雨・火の雨」が降り続いた。

 米軍フィルムの伝える戦況は、数年前には繰り返されていた「終戦記念番組」を見ていて、私に戦争の恐ろしさを脳裏に焼き付けてくれた。



 およそ「本土人・現代人」は戦争の「白兵戦」の恐ろしさを知らない。私もそうである。しかし、想像力はネトウヨ諸君以上にはある。よって「玉砕」の意味には顔を青くし震え上がるしかない。


 戦時スローガンの「一億玉砕!」「進め一億火の玉だ」などは、まさに「亡国の論理」と言える。「日本の一番長い日」ラジオより天皇陛下の玉音放送が無ければ、日本本土でも白兵戦が在ったかもしれない。「一死大罪を謝す」と阿南中将が切腹しなければ陸軍の兵隊たちは武器を捨てなかったかもしれない。


 また、この間「共産党員・無政府主義者・在日朝鮮人」たちへの逮捕・拷問・迫害・リンチが白昼堂々と行われ「言論統制」も徹底された。およそこのような「民主主義」の弾圧。封殺こそ軍部の「独断専行」を許し、日本滅亡の危機を迎えてしまったと言えるだろうか。


 そして沖縄はそのまま治外法権の下に置かれて「琉球政府樹立」なども言えぬまま、日本への「本土復帰」を言うしかなかった。「琉球処分」は文化的にも、そのように貫徹されてしまっていたのだ。そこに「不公平」すら在った事は言うまでもない。 



 只今は中国の軍備拡張と覇権主義と南洋進出、またAIIB。北朝鮮の核開発とミサイル外交。中東、北アフリカの「ISIL・ボコハラム・タリバン」などなどと。日本に向けられた「脅威」は予断を許さない。

 しかし、ここで良く考えてみたい。「なぜ、沖縄に米軍基地があるのか、必要なのか」ということの、その前に「政治家は今まで何をしていたのだ」ということを。

 およそ一般世論もメディアも「北朝鮮の非道(日本人拉致)・中国の覇権行動・ゲリラは極悪非道」と決めつけ「テロより、ミサイルより日本人を守る→戦争を準備する・日米安保強化・軍事力の均衡と整合性」と話の進むことに誰も不思議を感じない。

 およそ「材料の全てをまな板の上に上げて」語ることもせず、「双方の言い分に耳を傾ける」こともなく、「メディアの流し続ける一方的な情報」を鵜呑みにして「中共・金王国・テロリスト―悪逆非道」とするのは、如何なものか。

 実に短絡的な発想で翁長知事をバッシングしている。それはひと昔前には考えられない「切れ方」をしている。まるで幼児退行化現象を起こしたような「書き込み」だ。



例えばそれが中国や北朝鮮での「ミサイル戦」を想定するのであっても、それ以前の「外交」−国際政治の在り方や、「国際政治家の不在」などが問題なのではないか。これらは「以前に手を打つ」ことができるのではないか。それを誰も考えていないかのようだ。

「戦争は最後の手段」のはずが「「抑止力の強化」として「日々発動可能」が当たり前として語られ始めている。


 「抑止力」ー「プロレスラーに喧嘩を売るバカはいない」だってさ。

 だったら「9.11テロ」は何なんだい?! 世界各地のテロは何故?!  

  そのプロレスラーってのは「あちこちで恨み」を買ったヒールじゃないかい?!

        ヤクザな論理は止してくれ!



 「以前より沖縄には基地がある」「戦勝国・国連の意向もある」「いまさら言うな」の既成事実の積み上げで「物事の判断」をしようとしている。それでは「民主主義」の意味がない。それなら「良きに、計らえ」で全て済んでしまうじゃないか。笑うしかない。

 私には、『我々日本人こそ、世界平和を築く中心勢力となるべきではなかろうか』というのがある。しかしこれは「丸腰になれ」と言うのではない。先に見た「危機」も「短絡分子ーゲリラ・ネトウヨ」なども有るし、また「居る」のだから。私自身は「自衛隊は国防軍」としての持論を立てている。

 しかしそれは「島民の立場に立って、物事を見てみる・考えてみる」ということ無しには為し得ないだろう。「決めつけ・切り捨て・レッテル貼」で物事の解決すると思うのはネトウヨ・軍事オタク・カルトレイシスト諸君」らの論議くらいなものだ。 



 それにしても「ここのつぶやきや日記」に見られる沖縄県民の諸活動に向けられた罵詈雑言は酷すぎる。見ていて恥ずかしい!! 恥を知れ!!





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※150字未満、また「ペタ貼・コピペ・マンガ・転載・ボヤキ・アジ」は「つぶやき」に移動しろ!!

「如何に考えるか無くして、如何に書くかはあり得ない」 自分の意見くらい、他人に頼らず主張しやがれ!!※





■沖縄の県民大会って? 政治的な節目、本土や米国に訴え
(朝日新聞デジタル - 05月16日 21:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3419933
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