■いよいよ開幕! 「空のF1」参戦日本人パイロットの矜持
(THE PAGE - 05月13日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3414735
空はいい。
ゆったりとした雲の流れも、秒速100mのジェット気流も、
夢もロマンも希望も恐怖もそこにある。
僕らはそこに神なるものを見出すことさえできる。
むかし、ヘリコプター乗りになりたかった。
僕は一秒でも速く飛ぼうとは思わない。
だけど、一秒でも長く、
空という空間にこの身を浸していたいとは思う。
神は人間を、空を飛べるようには創らなかった。
だからこそ、人間は空への思いをいつまでも絶やさないのだろう。
そして空は、
人々のあこがれや夢や野心や諸々のあらゆる欲望をその身体で受け止めて
天の恵みや災いに変えて地上に降らすのだろう。
空はこの地球のあらゆるところに続いている。
どこからでも見えるのに、たどり着くのはひどく困難な場所。
僕は明日も、秒速約20mで地べたを飛ぶ乗り物で、
地上のしがらみを保つための作業に出かける。
この大気の海の奥底から、
ときおり遥かな水面を見上げながら。
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