『宝石吐きのおんなのこ 〜ちいさな宝石店のすこし不思議な日常〜』

なみあと 先生の「第２回なろうコン大賞」追加書籍化作品。第５回イラストコンテスト
Crafe「ぽにきゃんBOOKS賞」受賞の 景 先生と組んで贈るファンタジーノベルを拝読です。
（イラスト：景 先生）

【 http://www.ponicanbooks.jp/book/931/ 】


治安の良い大陸東部の街に構える「スプートニク宝石店」。その従業員“クリュー”は店長
である“スプートニク”のロクデナシぶりに振り回されつつも平穏な日々を過ごす。宝石を
吐き出すという秘密を共有しながら。これはそんな、宝石と、宝石に愛された彼女の話──。

“スプートニク”にからかわれてふくれっ面をしたかと思えばチョロい言葉に浮かれたりと
表情豊かな“クリュー”がとても可愛い。そんな彼女を狙う魔法少女“ナギたん”の予告状
が舞い込んで状況は一変。対策するにも、規格外の力を有する彼女には後手に回るばかり。

かつて奴隷のような扱いを受けていた“クリュー”を助け出した“スプートニク”。過去が
再来することを恐れ、危惧する彼女をなだめ、どう守り抜くかが焦点。魔女協会の思惑にも
ご注目。それにしても“ナギたん”は反骨精神の象徴でありながら変態すぎます（苦笑）。