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2015年05月05日01:12

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05/04 インフィールドフライに、こんなルールがあったとは 【画像あり】

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=3402375


(長文です)

★このニュースの記事、
ちょっとルールに関して説明不十分ですね。


「インフィールドフライ」 で
自動的にフライアウトの宣告を受けたのであれば、

『3塁ランナー 「野間」 はタッチアップあつかいになり、
 一度3塁に戻ってから、ホームに戻る必要がある』


のではないですか?ウインク



しかし野間は、
『3塁に戻らず』 三本間をウロウロした果てに、
そのままホームインしてしまっています。


フォト




だとすれば、

たとえば巨人の守備陣は、

野間 自身にタッチしなくても、
『3塁に送球することでアウトにできる』 のでは?




この時点で、
『あれ? 本当だ??冷や汗』 と思われた方は、

ぜひ以下を読んでみてくださいウインク



------------------------------------------------------
■■『そもそも 「インフィールドフライ」 とは?』


★知っている方には当たり前のルールですが、
そもそも 「インフィールドフライ」 とは何でしょう?

それは、

『無死か一死で、ランナーがいる状態のとき、
 内野に高くフライが上がった場合は、
 打った選手を自動的にアウトにする』 ルールのこと
です。



なぜ、そのようなことをするのか?

それは、

『内野に高くフライが上がると、
 ランナーが進むかどうかを迷わざるをえない状態になる。

 すると、その足止め状態を利用して、
 守備側が 「故意落球」 をしてダブルプレーを狙う…
 という事態も起こりうるため、

 そうした走者側の不利を無くすため』
なのです。


一見 不思議なルールですが、
こうやって理由を知ってみると、
「なるほど」 と感心させられますねウインク



★ここで重要かつ複雑なところは、
(そして、今回 僕も初めて知ったのですが)

「インフィールドフライで自動アウト」 と聞くと、
アウト宣言があった時点で
「フライアウト」扱いになるように思えてしまいますが、


インフィールドフライを落球した場合は、

『打者のみがアウトになり、
 打球のほうは単純な落球扱いになる』 のです。




つまり、守備側がインフィールドフライを落球すると、

ランナーは、
『塁に一度戻らなくても、進塁を試みることができる』
のです。


それで野間は、ホームインを認められたわけですね。



------------------------------------------------------
■■『何かおかしい、球審の挙動』


★ただ、今回のケースには問題点があります。


というのも、
動画を確認してみると、

「3塁審は、右手を少し上に上げているので、
 インフィールドフライを宣言している」 のだと思いますが、

フォト




『フライをキャッチするために
 ホームベース近辺に集まってきている巨人内野手に
 一番近い球審 「福家」 が、
 まったく手を上げていない』
のですボケーっとした顔

フォト




それどころか この球審、

『落球したボールをあわてて拾い、ホームベースを踏んだ、
 ファースト 「フランシスコ」 のプレイを見て、

 そのタイミングで 「アウト」 を宣言している』
ではありませんか…
ボケーっとした顔

フォト




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■■『球審の挙動に振り回された、両軍選手』


★思うに これ、

球審自体が、
『この打球をインフィールドフライだとは思っていなかった』
のではないでしょうか?
ボケーっとした顔

(つまり、3塁審と球審で、認識の食い違いがあった)



もし球審が巨人の守備陣に
「明確なインフィールドフライ宣言をしていなかった」 としたら、

球審の不明瞭な態度こそが、
『このおかしなサヨナラ劇を生んだ犯人』

ということになります考えてる顔

(ハッキリ言えば、『誤審』 です)



そして逆に、

審判からの宣言が無くて、
これをインフィールドフライと考えていなかったのだとしたら、

フランシスコのプレイは、
落球直後の動揺にもめげず、
考えうる限りで最も 「的確な」 ものであった…

という見方もできるのですウインク



★また、このプレイに関して、
ホームインした 「野間」 を褒めている人も一部におりますが、

実は 「野間」、

『ホームインしてから、「あれ? あれ?冷や汗」 という感じで、
 周りをキョロキョロと見まわしている』 のです。

フォト




彼は本当にあれを、
「インフィールドフライ落球による特殊状態」
だと分かっていてホームに走りこんだのでしょうか?


フランシスコ同様、

『審判からのインフィールド宣言が無かったので、
 落球した時点で、ホームゲッツーになるふらふら と思い、

それを避けるために走りこんだら、
なぜか、サヨナラになってしまった…冷や汗


といった話だったりしないかな? と、

彼のホームインした動画を見ていると、
疑問が脳裏をかすめるのです。


あの時点でボールを持っているのはフランシスコなのですから、
 そこに向かって走るなんて、自殺行為も同然
なのは、
 皆さんもお分かりの通りです。

 もちろん その場合も、一番悪いのは、
 ランナーにその旨をいち早く伝えていなかった(と思われる)
 「審判」 にあるのですが)



後日、日刊スポーツの記事を読んでみたところ、
 やはり 「野間」 は、『わけも分からないまま走りこんだ』 ようです。

 http://www.nikkansports.com/baseball/news/1471722.html

 日刊スポーツは朝日新聞系で、広島を贔屓チームの1つにしているので、
 この発言は間違いなく、本人の弁そのままと思われますウインク



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★以上が、「インフィールドフライを落球した場合のルール」 と、
動画などから分かる 「サヨナラ現場の実態」 です。

こんな、ちょっと混乱しそうな取り決めがあったのですね。



これ正直、
自分では分かっているつもりでも、
勘違いしていた人が結構いるのではないでしょうか?


実際、今回の件について、
『ゴミ売りはルールを知らないバカばかりwwwwwwwwwwwwwウッシッシ
などと批判をはしゃいでいるアンチ巨人の
日記 や つぶやき を読んでみると、

「ん? そういう君も、ルールを勘違いしていますが?むふっ」 と
苦笑させられるものがチラホラ見受けられました。




★今は試合直後で、多くの人が感情的になっているので、
こんな指摘をしても伝わらないでしょうが、

試しに今回のニュース記事を
ブラウザの 「お気に入り」 に登録しておき…


インフィールドフライについてのルールを
皆さん自身でもう一度お調べになってみて、

しかる後に、1ヶ月ぐらいしてから、
1つ1つのつぶやきや日記を読み返してみてほしいです。



きっと、良い 「野球ルールの勉強」 になると思いますよ?ウインク


【終わり】





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(追記)

★総合して考えると、今回の件は、

『ホームベース近辺の巨人内野陣に
 「インフィールドフライ」を宣言しなければならないはずの球審 「福家」 が、
 それを全くしていなかった。

 …というより、「福家」自身がインフィールドフライだと気づいていなかった、
 非常に珍しい 「 事 実 上 の 誤 審 」 』


と考えられる一件だったと結論づけられそうです冷や汗



★その証拠とも言えそうなのが、
日刊スポーツ(朝日新聞系)のサイトに唐突に制作された、
今回の 「一連の流れ」 を写真にまとめたページです。

 http://www.nikkansports.com/baseball/news/1471670.html



一連の写真を見てみると、オカシナことに気が付きます。

ある意味 一番重要なのは、
『球審「福家」は、インフィールドを認識していたかどうかについて』 なのに、
そのタイミングで福家が写っている写真が1枚も無い
のですむふっ



関西の阪神・広島をヨイショし、
アンチ読売のためなら情報操作もいとわない朝日新聞が、

核心である 「そこ」 にふれられるのはマズい、と考えて、
『意図的な写真選択』 をした結果が これだとしたら、

逆説的に、

 「やはり問題は、球審の行動にあった」 (事実上の誤審)

 「巨人の選手・監督の行動は、何も間違っていなかった」


ことを証明してしまったようなものですねむふっ
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