夢中になれない人間は何やらせてもダメ。
できない理由ばかり考えるから。
どうすればできるか、どうすれば効率的か、どうすればお客さんに喜んでもらえるか、どうすれば利益が出るか・・・
考えるべきことは腐るほどあるのに、できない理由ばかり考える。
そのうちに本当に、どこへ行っても、何をやっても出来無い理由しか考えられなくなる。
会社員が「天職」に出合う確率は?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=3372162
「人生は仕事がすべて」――というほどマッチョな価値観の持ち主ではなくとも、できれば「天職」と思える仕事に就きたいもの。しかし、年齢が上がるほど転職が難しくなるのは、皆さんもご存じのとおり。「今の仕事は天職ではない」と感じつつも、生活のために割り切っている人は多いだろう。
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そこで、30〜40代の男性ビジネスマン222人に「天職」に関するアンケート調査を実施(協力:ファストアスク)。「現在の仕事が自分の“天職”だと思うか?」を尋ねてみたところ、60.8%の人が「今の仕事は天職ではないと思う」と回答した。ちなみにそう感じている理由は以下のとおり。
■現在の仕事が自分の“天職ではない”と思う理由TOP5(複数回答)
1位 仕事が楽しくないから/嫌いだから 42.2%
2位 自分の力を発揮できていないと思うから 35.6%
3位 他にできる仕事、やりたい仕事があるから 23.7%
4位 他の人より成果を挙げられていないから 19.3%
5位 まだあまり長く続けていないから 13.3%
やはりというべきか、興味の持てない仕事でも仕方なくやっている、という点が大きく影響している模様。特に切ないのは、「今の仕事は天職ではない」と答えた人に「今後、天職に出合えると思う?」と尋ねたところ、70.4%が「出合えないと思う」と諦めてしまっていること。仕事が人生のすべてではないにせよ、多くの時間を費やす仕事が嫌々…というのは、なんとも悲しい。
一方、「今の仕事が天職だと思う」と答えた人は39.2%。先ほどの人たちとはうって変わって、そう答えた理由は、「自分の力を発揮できていると思うから」(55.2%)、「仕事が楽しいから/嫌じゃないから」(46.0%)など。仕事に対する感覚はポジティブだ。
では、天職に就いている人はいつごろに天職と巡り合えたのか? 「天職だと思う現在の仕事を始めたのは何歳の時?」と聞いてみると、平均年齢は28.4歳。30歳を迎える前に天職と巡り合えるなんて羨ましい限りだが、なかには10代から天職に就いているという人もいた。
また、「現在の仕事を天職だと思えるようになったのは何歳の時か?」を尋ねてみると、平均年齢は32.6歳という結果に。現在の仕事を最初から「天職」だと思った人もいるが、その仕事を続けていくなかで、天職であると思うに至った人が多いのだろう。実際、「天職だと思う理由」として、37.9%の人が「長く続けているから」を挙げている。「石の上にも三年」ではないが、はじめから天職だと思えずとも、続けていくうちに天職になる可能性もあるのだ。
「今の仕事、向いてない…」と悩み、「他の仕事なら活躍できるかも!」と早々に見切りを付けてしまうと、天職に巡り合うチャンスを逃してしまっている可能性も。「天職」は外に“探す”ものというより、仕事を通して“辿り着く”ものなのかもしれない。充実した社会人生活を送るためにも、一度ゆっくり今の仕事について考えてみては?
(有栖川匠)
(R25編集部)
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