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2015年03月31日06:58

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ワンコと旅行2・山中湖〜東京〜横須賀…その1

2013年5月のはじめに、長らく活動を休止していたPDエアデールテリアクラブ(警察犬協会本部に設置されている犬種ごとのクラブのひとつ。警察犬指定犬種は7種)から夏期大会を開催するとの封書が届いた。

同クラブは数年前まで、夏期大会(7月頃)とエアデリア祭(11月3日)を毎年開催していた。

「夏期大会」は、真夏の開催ということで涼しい甲信地方の避暑地が会場で、審査会(展覧会=ドッグショウ)と訓練競技会等を2日間の日程で行っていた。

「エアデリア祭」は、東京周辺で審査会等(訓練競技会は行わない)を行っていた。

うちのエアデールたちも何度か参加させて頂いたが、会場の確保や下見等で役員さんたちは大変だっただろうと思う。

うちのグレイスは、競技会生活を離れて数年経っており、競技をするとなれば一から訓練をやり直すとまではいかないが、かなり特訓しないと元に戻らないだろう。

グレイスは既に7歳を過ぎており、審査会に出陳するには年増過ぎる(笑)。若い犬と被毛を比べると一目瞭然。展覧会は、ハッキリ言って繁殖の為に行うようなものだから、繁殖適齢期が過ぎた犬が出ても意味がない。

ドーベルマンのチャーコが約2年前に、グレイスの母犬であるアトリが約1年前に、それぞれ永眠してからグレイスは退屈気味だったのと、再開に尽力された方々に対して1頭でも多く参加することで礼を尽くし、盛会になればとの思いも。

何よりも、サンダーバード博2013が、お台場で開催されるので見たくなったことが要因かな(笑)。
http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=319

余談…サンダーバード博を検索していたら、サンダーバードの新作テレビ番組が制作中だとかるんるん目がハートるんるん
http://mech.hateblo.jp/entry/2014/06/24/211336

まず、急逝した訓練所の所長からグレイスの訓練を引き継いで競技会で指導手をしてくれていた訓練士に連絡をとった。

「のんびりと家庭犬をしているのに可哀想…」と、その訓練士が。

だが、母犬が急逝してから遊び相手もなく、ゴロゴロと寝てばかりで退屈そうにしている。退屈しのぎに一時的にカムバックさせてやりたい。霧ヶ峰(日本訓練チャンピオン決定競技会)を含めて年末ぐらいまでの日程でお願いすると、訓練士に依頼した。
フォト老化で、本来は黒色である背中の被毛が茶色に。

折角だから、年齢的なものを度外視して審査会にも出すことにして、急拵えのトリミングをすることにした。出す出さないはともかく、小綺麗してやらないと若い頃にいくつかの審査会でチャンピオンを獲得したグレイスに悪いし…。

だが、脚などの飾り毛は長くなければならないので、古い被毛を抜いてから新しい被毛が適度な長さに伸びるのに数ヵ月はかかる。準備期間は2ヵ月ほどしかなく、殆ど抜いたらショボい脚になるので、そこそこ抜いて整えるしかない。

私は、忙しくてトリミングしている暇もなく、ボウボウ状態?から短期間で展覧会用?の状態にする技量もないので、プロのトリマーに依頼した。

年齢(単純換算なら人間の50歳前後か)のせいか、毛の伸び方も遅いし(暑い時期だし)、毛量も少ない(若い頃は凄い毛量だった)ので、脚の毛の入れ換えは日数が足りないからそこそこにしてくれと、注文をつけたのに抜き過ぎて間に合わなくなった(笑)。

どの道、トリミングなんてのは一種の誤魔化しだと思っている私にすれば、プロは変に形式に拘り過ぎる(泣)。

エアデールは、被毛が抜けずに伸びるので、古くなって伸びた被毛を抜くのが本来のトリミングのやり方。そのようなトリミングの手法は、プラッキングとかストリッピングと呼ばれる。エアデールを始めテリア種に多い。

毛先は色が濃く(かなり個体差がある)、全部の被毛を抜かずに間引くように伸びた被毛を抜くと、残った被毛の中ほどから根元にかけての白っぽい色が目立つようになり、全体に色褪せたようになる。
フォト←画像…右側(毛根側)ほど白い。黒色の毛は途中から白くなっているのがハッキリ分かる。黒色や茶色の毛先をハサミやバリカン(クリッパー)で切り飛ばしてしまうと全体が白っぽくなってしまう。

一度に全て抜くことをせずにトリミングをするなら、何度も毛を抜いて、伸びてきた毛が同じような長さ(体の部分ごとに概ねの長さが決められている)になるように整えるしかない。

かつての夏期大会は、主催のクラブが宿泊施設等を確保していたが、再開後は参加者各自で用意するやり方に切り替えたので、開催場所の山梨警察犬訓練所から程遠くない山中湖畔の貸し別荘を手配した。

山中湖や河口湖の周辺には犬と泊まれるホテル等が多いが、目ぼしいところは満室だった。この夏期大会の参加者でうまってしまったのかも(笑)。食事を自分で何とかすることにして、貸し別荘のセミカのCタイプを2泊予約した。
http://www.semica.jp/C1.html

この夏期大会のあと、東京で2泊するスケジュールを組んだので、盆休みほどではないが、何かと混みあう夏休み時期であるので早めに済ませた。だが、これが色々な事情で大変だった…。

つづく…
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