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2015年03月25日10:58

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お金は人のココロを曇らせる

道端三女の“理想の結婚”物議、年収5,000万円以上&自身は1円も払わず。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=3336669

僕は7年前に結婚して、今は6歳と3歳の息子がいる父親だが、僕が結婚した7年前は、兎に角お金がなかった。

もともと、前の職場も修業という形で働かして貰っている身だったので給料も安かったし、7年前は、その職場も辞めて独立開業した時期だったので、貯金どころか借金があったくらいだ。

今の嫁とは、そんなお金のない時期に知り合って、開業してからのしんどい時期も、ずっと僕を支えてくれた。
昼間は自分の仕事をして、仕事が終わったら、僕の職場に来て、僕の仕事を手伝ってくれた。
まだ、結婚する前の付き合っている時期だったのに、本当に献身的に僕の生活を支えてくれた。

そう時期を乗り越えて、今があるのだが、僕にとっては、あの時期は本当に大切な時期だったんだろうと、今にして思う。
というのも、結婚を考えるきっかけとして、あの時期があって、そばに彼女の本当の気持ちを知ることが出来たからだ。

お金はいくらあっても困ることはない。
しかし、お金があることによって、無くしてしまうモノもあるように思う。

それは人を信じる気持ち。
殊、人の愛情に対して信じる気持ちだ。

例えば、僕が資産家や会社経営者で有り余るお金を持っていたとする。
その目の前に、道端さんのような女性が現れて、好きだの愛だの言われたとしても、果たして、その気持ちを素直に受け取れるのか、と思うのだ。

勿論、お金がある、というのもその人を形作る魅力の一つなのかも知れない。
でも、結婚相手の条件として、第一に年収を挙げられ、その年収が所謂高収入であって、その年収を下回る人は結婚相手の条件から外れると公言する女性が寄ってきて、好きだの何だの言われても、果たして、その女性は自分の何が好きなのか、僕には判断がつかない。

いや、ハッキリ言おう。
自分が好きなのか、お金目当てなのかの判断が僕にはつかない。

きっと、お金を持っている人は、常にそのような疑心暗鬼の気持ちを付き合う女性に持っているのではないか。
まあ、それでも割り切ってしまえば気にならないのかもしれないし、これはお金を持っていない僕の僻みなのかも知れない。

でも、少なくとも、今の自分にとって、あの時期を支えてくれた今の嫁は、僕にとってはかけがえのない存在だ。
そういう伴侶を得て、信じることのできる彼女の愛情を知っている僕は、お金よりも貴重なものを手に入れたと思うし、幸せだと思う。

この記事を読んで、改めてそう思った。

お金は、人のココロを曇らせると。
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