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2015年07月20日16:31

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古きハンター新聞

古い昔の日本ハンター新聞 大117号  昭和39年2月5日に「エイメシアン・スタンダード 猟犬審査の聖典」を全猟審査基準の参考にしたそうです。

全猟審査基準を見て先ず第一番に感ずることは、全猟審査員の目がフィールド・とらいあると言うものをスポーツとして理解し始めた事であるが、その底辺には古き犬えの郷愁が流れ新しきそして若きトライアルマンには理解しがたく、且つ不満であろう。
即ち「競技会犬と実猟犬は同一であることを原則とし」と言う項目は、将来の日本の猟犬の発展に大きなブレーキになるのではないかと心配される。
参考のためにナショナル・チャンピオン・シップの審査基準「エイメシアン・スタンダード」を紹介しておこう。

◎ 被審査犬は最優秀なるバード・センスを有し、またそれを見現しなければならない。
◎ 被審査犬は群鳥及び単鳥の両者に対し完全なる猟技を示さねばならない。
◎ 被審査犬は足臭と体臭とを迅速に判別し得なければならない。
◎ 被審査犬は智力、視力、臭覚をその極限にまで働かせねばならず、またコース上の好ましき場所を狩らねばならない。
◎ 被審査犬はスピード、レンジ、スタイル、性格、勇気、スタミナそして良き作法を保有しておらねばならない。
◎ 被審査犬は鳥を狩らねばならず、ハンドラーが犬を狩ってはならない。
◎ 直線的なまたは小道沿いに走る事は許容されない。
◎ 被審査犬は良く訓練されておらねばならない。そして作法が良ければ良い程、明らかに完全なる訓練を受けたことを証明する。
◎ 被審査犬は極度のスピードとレンジを表現することに関して多少の優秀性を欠いたとしても正しい審査の基においては一回のより優れたバード・ワークにより、或いは全般的に良き態度の表現を持ち続けることにより、欠点を修正することができる。
◎ 被審査犬は大胆、快活、そして生気にあふれて居なければならない。
◎ 被審査犬のレンジは前方または両側にたいしなければならず決して後方に対してではならない。
◎ 被審査犬は規則正しく、かつ習慣的に喜んで支配され(従順)ねばならない。また何時コースが変わるかを知り、あるいはハンドラーのコースから目を離してはならないし、如何なる時でもハンドラーの前に鳥を発見しポイントする事が必要である。

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