おはようございます。木下藤吉郎です。
今から56年前の1959年(昭和34年)の今日、バービー人形がアメリカで発売されました。
※ バービー - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC※ バービー人形(バービーにんぎょう)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E4%BA%BA%E5%BD%A2-178420また、今から53年前の1962年(昭和37年)の今日は、タレントで、お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武(きなし のりたけ)さんの生まれた日です。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%A2%A8%E6%86%B2%E6%AD%A63月9日 月曜日
また新しい一週間がスタートしました。しかしながら今週は全国的に雨のスタートとなってしまうようです。きょう日中に、南北に長い気圧の谷と二つ玉低気圧が通過するためで、北海道から沖縄まで悉皆(しっかい／一つ残らず)傘が必要な日になりそうです。西日本は夜になりますと次第に雨が上がってくる見込みですが、低気圧が強い寒気を引き連れてくる形になるため、北西の季節風が強まる模様です。低気圧は日本の東海上で台風並みに発達する予報が出ており、東日本、北海道では暴風雪や猛吹雪に警戒が必要となりそうです。十分ご注意ください。
さて、朝の歳時記風日記では2月最終週からスーパー戦隊シリーズの歴史を語り綴っておりましたが、今週は途中で3.11、東日本大震災発生の日を迎えるという事で、違う内容を書いていきたいと思います。
そもそも地震大国である日本。この国に居着いている以上、地震や津波という自然災害は避けて通れないものとなっています。古くから地震、津波の記録は残されており、紀伊半島から四国沖にかけておよそ50年毎に発生するとされる南海地震においては「稲むらの火」という昔話も残されているほどです。
しかしながら、悲しいかな間違った言い伝えを信じ込んでしまい、それが甚大な被害を巻き起こした記録も、近代以降でも少なくありません。私が生まれた年、1983年(昭和58年)の5月に発生した日本海中部地震は、まだ情報管理システムが未熟だった事に加え、「日本海では津波が起こらない」という迷信が津波による被害を増幅させたともいわれています。
日本海中部地震は、1983年5月26日、正午すぐ手前に発生しました。ちょうどNHKでは正午のニュースを放送する時間帯であり、民放でも普段から生放送の番組が放送される所が多いことから、地震発生による番組の編成切り替えは比較的早かったようです。
地震では、青森県むつ市や秋田県などで震度5を観測しました。耐震対策が強化されている今となっては震度5弱、5強レベルの地震では家屋の倒壊被害は起こりにくいものになっていますが、この時は秋田市にある本金デパートで、名物である本金タワーが倒壊する被害が出ました。これによって、デパートで作業をしていた主婦3人が倒壊したタワーの下敷きになり、1人が死亡する惨事となりました。
しかし日本海中部地震の被害は、地震よりも津波に集中しました。地震発生後およそ7分後に秋田県で津波が観測され、その後東北だけでなく、能登半島、山陰、朝鮮半島などにも津波が到達しました。最も高い津波は青森県車力村(現 つがる市)で、実に14.9mもの大津波となりました。
気象庁では地震発生を受けて津波警報を発表しましたが、確認や情報発信が遅れ、警報は既に東北で津波が押し寄せた後(地震発生から14分後)の発表になりました。
この津波で、実に100人もの命が犠牲になりました。中には遠足で現地にいた児童もあり、遺留品が残った様子が空撮されたものは国内だけでなく、世界中に大きな衝撃を与えました。
ただ、それでも日本海側では、北西の季節風によって真冬に必ず訪れる猛烈な波浪の対策で、頑丈な岸壁が作られている所が多く、このために助かった地域も少なくなかったようです。
日本海中部地震ではこれらを踏まえ、特に津波警報の発表の遅れは大幅に強化するよう見直しがされましたが、それをあざ笑うかのような大津波被害が10年後に起こります。それについては、明日書くことに致しますm(_ _)m
※ 日本海中部地震 - Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B5%B7%E4%B8%AD%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87
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