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2015年06月04日16:05

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ブラック企業の成功例

ブラック企業なのに成功している・・・・これは社会的にみると許せない事だが、おそらく世の中には糾弾されていないだけで社員をコキ使って業績をあげつつ、その不満を顕在化させないと言う事を行っている企業は山ほどあるように思える。

果たしてそんな事が可能なのか?

私が以前に勤めていた会社はある一定時期までは見事にそれを行っていた。

「傍からみたら明らかにおかしいのに、中にいると自覚が無い状態」・・・わかりやすく言うと「洗脳」である。

「洗脳」と言うとショッカーの戦闘員みたいなモノを想像するけど・・・・まぁあんまり変わりないかな(笑)、実は思考のベクトルを一定方向に固定するだけでも「洗脳状態」と言えるのがポイント。

しかもそれは結構カンタンに行えるモノで、どうすればいいかと言うと社員に「選民意識」を植え付ける事だけで良いのだ。

「選民思想を植え付ける」と言うと、かのアドルフ・ヒトラーやギレン・ザビの演説を思い浮かべるけどそんなにおおげさなモノではなく、ただ単純に「我々は世界一!唯一無二の存在!」って来る日も来る日も唱え続け、短期の計画を立て、それを実践し続ければ良いのだ。

世界一は難しい・・・と、ここでも思うけど、ここにもカラクリがあり、極々狭い業界で取りあえず1位になる。これで世界一の出来上り。
比較対象が無いので一番と言う実に単純な理屈だ。

この状態を構築する事が出来れば社員はモノの見事に薄給でその身を犠牲に働くようになる。
何しろ彼らは「世界一」になる工程をたどっている途中なのだから、多少の長時間労働もモノともしない。
経営者からのお褒めの言葉を頂く為に身を粉にしても惜しくなく、青春の時間を捧げるのだ。

コレが完成されたブラック企業の状態。
経営者側も従業員側も「ブラック」と言う自覚が無いので顕在化しないのも当たり前。


・・・・でもコレは会社の業績が上がり続けていて成長している状態で、経営者の言ってる事が「嘘でない」事が証明され続けられている事が前提。

「一定期間」と前述したようにコレは右肩上がりで業績が上がっていれば効力を発揮し続けるけど、そうで無くなった瞬間にたちまち瓦解する。


・・・・瓦解した話はまた今度。



ブラック企業を徹底検証するWebサイトがプレオープン
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3448686
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