mixiユーザー(id:7839913)

2015年02月26日21:49

281 view

東電は黒字で、原資は庶民の電力料金なんだから・・・

難しい問題なんだよね。3千億円もらっても、庶民の生活は困窮していく。


東電 就労不能損賠打ち切りへ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3293191




<原発事故>東京電力 就労不能損害賠償を2月で打ち切り 46
2015年02月26日 20:02 毎日新聞
つぶやきを見る( 35 )日記を読む( 1 )限定公開( 10 )
チェックするつぶやく日記を書くfacebookでシェアするtwitterでツイートする
毎日新聞
 東京電力は、福島第1原発事故による避難区域に自宅や勤務先があるなどして就労が困難になったり、給与が減ったりした労働者個人に対し減収分を補てんする就労不能損害賠償を、今月末で打ち切る。東電はやむを得ない個別の事情により就労が困難な場合は対応するとしているが、「個別事情」がどこまで認められるか不明だ。打ち切られる人たちは「ふるさとへの帰還の見通しも立たない中での打ち切りは、一方的だ」と訴える。【井上知大】

 福島県南相馬市の化学薬品メーカーで研究職だった遠藤和也さん(47)は、同県富岡町から家族4人で避難した。避難所で約4カ月過ごした後、妻の新しい職場が同県白河市に決まり、借り上げアパートに移った。一方、遠藤さんの会社は休業し、2011年5月に茨城県の関連会社への転勤を命じられたが、時期などが折り合わず退職した。

 遠藤さんは正規雇用を求め、ハローワークなどに50回以上通った。だが面接にたどり着けたのは4社。いずれも採用されず、期限付きの派遣と就職活動を繰り返している。

 現在は日給約1万円で医薬品検査をしているが、契約は3月で終了する。賠償金は就活に専念する期間の生活費に充ててきた。その頼みの綱が切れる。「働いていない期間が長いと就活で不利になる。でも働くと就活の時間が確保できない。これから、どうなってしまうんだろう」

 福島県二本松市の安達運動場では、今も217世帯が仮設住宅で生活する。ここで暮らす加藤茂幸さん(54)は事故前、同県浪江町にある会社で機械保全技能士として働き、母(83)と右半身にまひがある兄(59)を養っていた。主な業務は原発の設備診断。東電のテレビ会議に参加したこともあり「大企業に頼られている」と意気に感じていた。

 だが事故で会社は休業。加藤さんは、自宅がそのまま残っていたり、会社の再開方針が分からなかったりして再就職への踏ん切りがつかなかった。現在、定住先を探しており、決まったら就職活動をする予定だ。「レジ打ちでも何でもいい」が「定年間近の自分を雇う会社があるだろうか」と不安がる。

 東電は、どんなケースが「個別事情」に当たるかとの毎日新聞の取材に「一人一人異なるため、回答は差し控える」と話す。

 原発賠償請求などを支援する石川裕介弁護士(南相馬市)は「就労不能損害賠償は生活に直結する存在。いつかは打ち切りが必要だが、仕事は安定した定住生活の中で行うもの。帰還の見通しが立たない中での打ち切りは時期尚早」と批判。「打ち切るのであれば、東電は『個別事情』を広く考慮すべきだ」と指摘する。
毎日新聞
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する