先日、娘にこの曲のコードを教えてくれと言われました。
実はお笑いとか見てなかったので、この時初めてくまむしの漫才動画を見たわけです。
で、ざっと聴いて冒頭の5小節を取りました。
��-��7-��m-��7-��
娘は4小節目が判らなかったようでした。
塾生はこの流れの意味は熟知していると思いますが一応解説します。
メロディーが2小節目に5度の♯を通っていますので、��mではなく��7を用い、��mへのドミナントモーションとなっています。
そして4小節目は次の�犬悗離疋潺淵鵐肇癲璽轡腑鵑箸靴騰�7になっています。
で、実はその後、ちゃんとミュージックビデオになっている動画を見たら、少し捻った和音になっていました。
基本的な「意味」は前述の通りですが、MVではこうなっていました。
��-��aug-��6-��7-��
（2小節目はオーギュメントと言います。��+とも表記します）
つまりベース音は１〜4小節目まで�気任后�
で、和音の中で特徴音として、5度・5度の♯（増5度）・6度・7度の♭（短7度）、と半音ずつ変化していくわけです。
本来前述の進行があって、それのリハーモナイズとして後述の進行があるわけです。
それがちょっとカッコイイひねりとなるわけです。
セオリーと言えばセオリーなので、いつかほとぼりが冷めた頃に使ってみて下さい(笑)
尚、2小節目と3小節目の特徴音である、5度の♯（増5度）・6度を、メロがとっていますが、個人的にはあまり上品とは言えない気がします。
メロの中に特徴音を取り入れるのは、細心の注意が必要と、私は考えます。
漫才師の歌にそう尖がった批判をするのも大人げないのですが、心当たりのある人は頭の隅に置いて下さい。
ちなみに、娘は4小節目が一つのコードではなく、2拍ずつ2つのコードにしたいと考えたようです。
つまり、「あった」と「かいんだから」で2つに分けるわけです。
その場合、4小節目の��7を2拍ずつ分けると、この2種類が考えられます。
��/��7
��m7/��7
前者の方がこの曲調に合っている気がします。
後者は、ジャズやフュージョンでよく使われるパターンで、�犬悗離帖璽侫．ぅ屐Ε疋潺淵鵐肇癲璽轡腑鵑離灰鵐楜擦箸覆辰討�り、カッコイイのですがこの曲のような素朴な曲には、ちょっとバタ臭いかもしれません。
突然のコード講座でした。
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