イヴォン・シュイナード

パタゴニア創業者のイヴォン・シュイナード氏との出会いは、2011年11月5日の午後のこと。著書『社員をサーフィンに行かせよう』を読み、どうしても会いたくなり、カリフォルニア州ベンチュラまで会いに行った。あの頃の自分は、たぶん神がかり的フローな状態に入っていたと思う。あの時の握手をさせて頂いた分厚く温かな手のぬくもりが、今も忘れられない。イヴォン氏とはその後も数度、直接お会いする機会を頂き、訓示を受けた。父と同世代でもあり、第二の父として生き方にも影響を受けている。そのイヴォン氏が製作責任者をする『ダムネーション』を、2月11日、自分たちの企画で自主上映ができることがどれだけ嬉しく、そして武者震いをしていることか。3月13日にまたベンチュラに行きたいと思っている。今、このタイミングで行かないと、もう会えないような気がしている。2015年に入り、またフローな状態に入っている。これから様々なことが起こる中でのリヴァーサー（反転者）の役目があると感じている。生きている奇跡に心から感謝。ありがとう。