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2015年01月30日19:02

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【N/家庭】夫婦間のトラブルの「根っこの部分」を。

娘運転中の車内で妻殴り死なす
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3249157

■ニュースの概要■
 ・当時54歳の女性が、走行中の車内で夫(57歳)に頭を殴られ死亡
 ・女性は助手席に、夫は後部座席から妻の頭を何度も平手打ちした
 ・女性は意識を失い、その後、病院で死亡が確認される
 ・クルマを運転していたのは、夫妻の娘
 ・夫は「日ごろの不満が爆発し、殴って死亡させてしまった」と供述


▽ニュースに付与された投稿例▽
「暴力はいけない。」
「家族に手を上げる奴は人間として屑だな。」
「DV最低 力に任せて感情コントロール出来ない猿以下のクズだな。」
「この光景を横で見ていた娘はこの父親を一生絶対に許さないと思う。」
「死ぬほど素手で殴るってどれだけ異常なんだ?殺人でいいだろ・・・」
「同じように殴り殺してやりたい位だ。」


数多い投稿の中でも最も多かったのが、上記のような、加害者である夫を非難する意見。
勿論私とて、それらを否定するつもりはないし、皆さんのおっしゃる通りだと思う。

しかし…
こうなるに至るプロセスにまで想像を巡らす人が、意外にも少ない。

そして、今回の例にとどまらず…
夫婦間で何らかのトラブルが起きたり、それが事件に発展したりすれば…
十中八九、夫の側に非難が浴びせられる。

結果的に、夫の側が加害者となる場合においても…
本当に夫“だけが”悪いのか?
むしろ、妻の側に、トラブルの引き金が存在している場合が多くないのか?
…こんなところに疑問を感じ、昨晩、私は以下のようなつぶやきを投じた。

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http://mixi.jp/view_voice.pl?post_time=20150129174751&owner_id=12475294
「日ごろの不満が爆発し」←注意点はココ。多くの既婚男性は、決して他人事ではない筈。日頃の色々を溜め込んでいる人は要注意。そして主婦の皆さん、普段大人しい旦那さんほど怖いよ。心境の変化をつぶさに読もう。
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1月30日18時現在、「イイネ!」が173件にのぼり、少なくともこれだけの人が賛同して下さったことに、私は精神的な救いを感じた。

一方で、延べ11名の方がコメントを寄せて下さっているが、
こちらには、私に真っ向から反対する意見も。
その中に、昨今の主婦の立場として象徴的な意見があり、悪い意味で私の印象に残った。

私の意見に反論を投じて来た、この主婦と思しき女性の方は、
「日ごろの不満が爆発」するのは“女性も同じ”と語り、更に、女性は思い立ったら速攻で結論(離婚)に走り、後戻りしないとも語っていた。
恐らく、自身の体験に基づいたものだろう。
そして…
ここで高橋&三船夫妻の問題を例に出したことに、私は少なからぬ違和感を覚えた。
要するにこの方は、夫婦間で起きるトラブルとは、その原因も何もかも男性の側にあると。
高橋&三船夫妻の問題については、「三船側が16年間“我慢し続けた”」としっかり語っちゃっている。マスコミが語ろうとしないところには、言及しようとしない。

そして、最も悲しいのは…
この考え方が、少なくとも日本では、大多数の主婦の“常識”とされていることだ。

つまり…
夫婦間でトラブルが起きて、少なくとも夫の側が加害者となる結果がもたらされた場合。
悪いのは100%、夫の側であるということ。
仮にもそこに、妻から夫への「言葉の暴力」、或いは、言葉ではない本当の暴力が、日常的に蔓延していたとしても…
こういう物の存在は、一切認めようとしないということ。

世の大多数の主婦が、こうした共通の概念を持っているから…
互いに無意識のうちに、彼女たちは一致団結する。
そして、そこに出てくるのは、各々の亭主の悪口。
その手段たるは、井戸端会議、電話、メール、SNS、LINE等々、多岐にわたる。
こうして、日頃のうっぷんを一気に掃き出し、子供や夫が家庭に戻る頃には、何事もなかったかのように平静を装う。

一方、我々亭主族は、このような“捌け口”を持ち合わせていない。
何故なら我々は、自分の妻の悪口を、陰で言わない。
これをやったら、男の価値を下げるということを、我々は自覚しているからだ。

更に…
家庭内において、ヒステリックにわめきたてるというようなことも、我々はできない。

こうした状況が日々続いてくると…
一個一個は小さなフラストレーションが、
徐々に鬱積して大きなものとなってゆく。
こうして育まれてきた巨大なフラストレーションが、忍耐力の限界を超えるとき…

一気に爆発するのだ!!

ここで、自分自身をコントロールするだけの精神的な余裕があれば、今回のような事件を防ぐことはできようが…
このニュースについて、冒頭に列挙したような感想を投じている人たちにとっても、決して他人事ではないということを、お断りしておきたい。
無論、私自身にも言えることだが…


よって、この事件の加害者である男性が語っていた「日ごろの不満が爆発し・・・」と言うのは、男性の側に見られる特徴と、私は言いたい。

あと…
家庭内暴力(DV)やモラハラというものについて。
常に社会問題となるのは、夫が妻に振う暴力・言葉の暴力。
しかし、その逆の例も非常に多いという事も、ここでキッパリ断っておきたい。


■結論■
夫婦間のトラブルが原因で露呈する、芳しくないニュース。
世間から非難の対象となるのは、ほとんどの場合が夫の側であるから、
そこに至るプロセスで、如何なる問題が存在していても、
夫の側は、それを認めてもらえない。

こうして、自分の悩みを誰にも打ち明けられず、泣き寝入りしている亭主が世の中に大勢いるという現実を、少しでも多くの人に分かって頂けたら嬉しい。
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