フランスの風刺画についてはまだちょっと考えていて、前の日記(↓)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1937636324&owner_id=2039217
で他人の神を侮辱することに正義はあるのかと書いたけれど、侮辱されたら殺してもいいのか、ということを命がけで問うている。と考えればそれはそれで筋の通った話なのかもしれないと思うようになっている。
日本でいえば、例えば北朝鮮の最高指導者を風刺したら暗殺されました。ってことがあったとして、それを一国の指導者を侮辱する方が悪いという世論が形成されるかどうか。
侮辱されたら殺してもいい、というと日本だってほんの150年前には無礼打ちと言って武士が刀を振り回していた。
もっとも簡単に切れていたわけではなく(簡単に切れていたら秩序が崩壊する)切る方にも相応の罰があり、逆に武士の方が無礼打ちをしなくていいように町人との接触に注意していた、なんて話もあるぐらいで、そうなると調子に乗った町人がわざと武士を挑発するなんてこともあったと聞く。
そんな町人の態度が正しいかというと正しくはないのだろうけど、それは町民なりの戦い方なのかもしれない。
言論の自由。
誰かが誰かの悪口を言う自由。
その結果として嫌われる自由も含めて。。。
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