ケンメリ？

今回見た映画は、『ケンとメリー　雨上がりの夜空に』。

しがないサラリーマンのケン（竹中直人）は、
マレーシアで働いている娘（北乃きい）が現地で結婚すると聞き、
来るなと言われていながら、その結婚を阻止するために飛行機に乗るも
嵐で目的のクアラルンプール空港には着かずに地方の空港で降ろされてしまう。
そこで財布をすられ、途方にくれているところに変な中国人青年、メリーがハデなトラックで現れ、
娘の知人で、結婚式場まで送るという。
二人は、メリーのトラック「小龍」で一路、クアラルンプールに向かうのだが…。

全編マレーシアロケのロードムービーですね。
スカイラインにでも乗ってくのかと思いきや、ケンメリは全然関係ありませんでした。
竹中直人の派手なアクションのコメディなので、
阿部サダヲのコメディとかが嫌いな人は引いちゃうかもしれません。
最初は、綺麗な風景の中、良い道を快適に走るので、
マレーシア・トリビュートかと思いきや、途中から田舎になり、食べ物とか、道路状況とか
カルチャーショックが起こります。
あれではマレーシアに行きたくなくなっちゃいますが、
きっとクアラルンプールなら都会だし、羊の脳味噌のスープとかを飲まなくてもいいよね…多分。

もう一つのキーワードは「雨上がりの夜空に」。
ご存じ、RCサクセションのヒット曲ですね。
忌野清志郎ファンなら共感できる映画かもしれません。
で、さっそく図書館でRCのベスト盤借りてきました。
自分もこの曲を聞きながら車を運転するんだもんね〜