ハピプリ漫画版第12話

『なかよし』に連載されている『ハピネスチャージプリキュア!』のコミカライズ版も第12話となり、『なかよし』連載分としては最終回となりました。
で、その第12話の始まりは幻影城・ミラージュの間においてキュアラブリーとミラージュ様の対峙から始まりました。

自分を消すために彼女同伴(と思いこんでいる)で乗り込んでくるとはずいぶんな仕打ちねとものすごい形相で睨み付けるミラージュ様。説得するブルー様の言い分を無視しあなたの思い通りにさせないとミラージュの間を闘技場に変え、バトルフォーム？に変化するミラージュ様は自分とラブリーのどちらかが生き残るか決着を付けようとします。
一方キュアプリンセス・キュアハニー・キュアフォーチュンは3幹部と交戦中。

その最中にもプリンセスはラブリーを案じています。ラブリーことめぐみちゃんがブルー様の事が好きだとプリンセスは知っているようですね。
そして再びラブリーとミラージュ様の戦いへ。ミラージュ様に一方的に攻められているラブリーですが、傷つけるためにきたんじゃないと反撃するのを拒みます。そこにミラージュ様の「ミラージュ・ワールドエンド」が炸裂、ラブリーはダウンしてしまいます。ファンファンもやめるよう説得するのですが、裏切り者がでしゃばるなとかつてのパートナー妖精に攻撃してしまいます。
そんなミラージュ様にラブリーは立ち上がりながらブルー様が危険を承知でミラージュ様に会いに幻影帝国にやってきたと説得するのですがミラージュ様は愛は幻、最後は不幸になるだけだと聞き入れようとしません。
それでもラブリーは愛が幸せになる力だとイノセントフォームにフォームチェンジ、そこに3幹部との決着をつけラブリー同様イノセントフォームにチェンジしたプリンセスたちが駆けつけてきました。

ラブリーはミラージュ様に自分の中の愛を思い出して、ブルー様の幸せにはミラージュ様が必要と説得するのですが、ミラージュ様は愛などいらぬとばかりに自らを燃やしてしまいます。

自分もろとも世界を滅ぼそうとするミラージュ様にハピネスチャージプリキュアの4人は「プリキュア・イノセントプリフィケーション」を放つのですが、謎の声の介入でミラージュ様は苦しみながらいっそう激しく燃えていきます。

「イノセントプリフィケーション」が通じず打つ手なしかと思われたその時、ブルー様がその炎の中に飛び込んでいきました。自分も焼けるのもかまわずミラージュ様を抱きしめるブルー様は、ミラージュ様を倒すことができずアクシアに封印したことを告白、そして自分の想いをミラージュ様に告げました。
「君を失いたくない!!　ミラージュ愛してる!!　300年前からずっと-君だけを!!」

その真摯な言葉に憎しみに囚われていたミラージュ様の心は解け、ミラージュ様に笑顔が戻りました。
一方ブルー様とミラージュ様の中が元通りになったラブリーは祝福しますが、その目には---

仲間たちは心配そうにラブリーを見つめます。
こうして幻影帝国は壊滅し、人々に笑顔が戻ってきました。
一方ブルー様に失恋しためぐみちゃんは仲間にパジャマパーティをしてもらい、翌日には誠司君とスケートに来ていましたが、無理して笑っているのが誠司君にはわかっていたようで本当の気持ちを言ってくれと言われて号泣してしまいました。

誠司君に抱き締めてもらって励まされたのかめぐみちゃんも気が楽になり、さらにこっそりとついてきた仲間たちも加わったおかげか笑顔になれたようです。
そして、あつあつハニードーナツをみんなでほおばって笑顔でラストとなりました。

こうして見てみるとアニメの43話〜44話前半を思い出してしまいますね。
『なかよし』に連載されているのはこれで終わりですが、ミラージュ様を操っている謎の存在が気になるところですので3月6日に発売されるであろう単行本には描き下ろし漫画も収録されるというのでその存在が明らかになるでしょう。今から楽しみです。

さて、『ハピネスチャージプリキュア!』のコミカライズ版の次は『Go!プリンセスプリキュア』のそれが同誌に連載されるというのでどういうストーリーになるかこれも今から楽しみになってきます。