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2014年12月22日01:00

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大工の梯子

こんばんわ ベジャール振付のベートーヴェン交響曲第9番を観ながら書いています←いつの間にイスラエル・フィルこんなことやってたんだ?

今日はオケ練ベト第九のあとに第九の鑑賞の梯子をしました。

鑑賞梯子その1

○第26回2014かわさき市民第九コンサート
開演:2014年12月21日(日)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目:
ワーグナ−/「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲
ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱つき」
ソプラノ:針生美智子
メゾソプラノ:牧野真由美
テノール:小貫岩夫
バス:伊藤純
合唱:2014かわさき市民第九合唱団
指揮:角岳史

写真のような、完全右翼席でしたが、クラリネット、打楽器などよく観察することが出来ました。
歌唱もわりと良く聞こえたです。
管弦楽の編成は完全倍管編成、ホルン6でした

演奏は緩みがなく非常に緻密、管弦楽と合唱の絡みも非常に良かったです。
また、前述のように、第4楽章のトルコマーチ部分は大太鼓でなく軍楽用(中)太皷を使っているなど、まさに先日の茂木講義を地で行っているような感じ
第2楽章のティンパニの連打があまり大きな音がしなくて4回目もディミュニエンドしなくて(というかもともと小さな音なのでディミュニエンド必要ない?)クルト・マズアの全ディミュニエンドに次ぐびっくり!
クラリネットはさすがにC管使ってる人は居ませんでしたね(汗、ただ第3楽章は完全分業しててこれもびっくり。

あとシンバルの人が上手にクレッシェンドするので終結が劇的でけっこうブラヴォ出てた。

このあとは東海道線→東西線で東陽町へ。


鑑賞梯子その2

○音楽集団「三頭の象」第九演奏会
開演:2014年12月21日(日)19:00
会場:江東区文化センター ホール
曲目:
アイヴズ/答えのない質問
ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調 op. 125
ソプラノ:河口三千代
アルト:佐々木理江
テノール:大橋正明
バス:町田健児
合唱:音楽集団「三頭の象」合唱団(合唱指導:花岡由裕)
指揮:永峰大輔

なんか前衛的な団体名に釣られて聴きに行ったら知ってる人(なすくん)が出ていました。

アイヴズ/答えのない質問
「第9」の前にこの声のない交声曲を配した慧眼は、ベートーヴェン演奏の前にツィンマーマンを配したメッツマッハーに匹敵すると言える。
調性感の弦楽器の中で遠距離(客席後方)と音を交わす前衛的なやりとりは逆説的に第9を「先取り」する音楽として相応しい。
ただ、客席後方で聴いたのは若干じゅ。の失敗だった。効果が減殺する。

ベートーヴェン/交響曲第9番
川崎市民の演奏は普通に良かったけれど、こちらは異様に胸たぎるものがあってそれこそ歓喜の爆発のような演奏であった。
オケは57名、合唱は先ほど38名と書いたが数えたら39名いた。(合唱指導者が乗っていた。)(こちらのやり方はうちのオケの参考になるかもしれない)
少数精鋭というがこれほど少数精鋭もなかろう、別に大きな音も大きな声も出していたというわけではないが、あらん限りの情熱をたぎらせて演奏していた。こちらがかなりグッときました。特に合唱。素晴らしかった。別にこれほどのことをやってのけるなら39名の精鋭で充分。
独唱は、テノールの人がトルコマーチの2声目が落ちてた?ような気がするけど、バスの人はすごい引き込まれる歌唱でした。

それにしても、なんか自分で演奏の練習とかするようになると、以前はなんかすごく長い曲だと感じていた第9ってあっという間に終わるような気がしてきてます、不思議。
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