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2014年12月19日22:59

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2014年は、基本に忠実

ちょこちょこ感想を書き連ねましたが、改めて感想をばw

今風、ハイスピード、新感覚等
現在の漫才はこんな感じとか言われたりしますが。
新旧関係なく今回の大会は、それぞれのコンビが、自信を持ってるスタイル
普段舞台でのせてるネタで勝負してる感じがしました。

それ故に、ラッキーボーイ的なスターの登場は無かったと思います。
(トレンディエンジェルは、既にハゲラッチョで人気の下地はあった。)

こうなんてーんですかね。
パンクラスいや新日の全盛時の藤原喜明、木戸修、星野貫太郎などのいぶし銀の輝きというか
関節技の応酬のような、漫才大会らしい戦いだったように思います。
それでいて、学天測が敗れる等、そのエンターテイメント性も重視した戦いになている為、
一筋縄ではいかぬ大会でもありました。


西川きよし(西)
志村けん(志)
テリー伊藤(テ)
巨人(巨)
春風亭小朝(朝)
大竹まこと(竹)
渡辺正行(渡)
関根勤(関)
ヒロミ(ヒ)

0:74二丁拳銃
4:76エレファントジョン(竹)(渡)(関)(ヒ)
5:68アキナ(西)(志)(テ)(巨)(朝)
1:78磁石

ガッサー一本で勝負してきた二丁拳銃。結果的にショートパンチに終始した形になってしまったのは残念。
基本ぼやき漫才じゃないけど、小堀のぼそぼそしゃべるボケをちゃきちゃき修士が突っ込むスタイル。
今となっては懐かしいダウンタウンスタイルなんすよねぇ。ネタ順に苦しめられたかな?
いつもの小ボケ連射と、即応突込み、ぶれないガッテンとナマステwで攻めたエレファントジョン
ひたすら森枝が小ボケて、加藤が一生懸命突っ込むw
昭和演芸の基本の様な漫才と言ってもいいんじゃないか?(昭和のいるこいるなんかの系譜?)
アキナは、元ソーセージの2人組、KOCで注目。期待する言葉と違う事に対する繰り返しの指摘と再生。
テンポは他の3人と比べてもゆったり気味だが、個人的にこのテンポ好きです。
磁石、いつものハイテンションによるトーク漫才。永沢のトリッキーな言葉は健在。一時期定番だった僻み漫才から脱却か?
言葉を飛躍させる僻みネタ前の漫才に戻ているが、やはり言葉と言葉の応酬は実に噛み応えあり。
もうちっと佐々木がぶっ飛ぶネタも見たかったw

どの組も非常に正統派スタイルだったと思う。
そういう意味では、跳ねた印象をいずれも感じなかったかも、
個人的には、アキナ、磁石どっちかかな?と思ってたけど、磁石に全く入らなかったのは驚き。
ワラテンは取れてたのにね・・・

8:71トレンディエンジェル (巨)以外全て
0:71馬鹿よ貴方は
1:78囲碁将棋
1:73学天測 (巨)

舞台では残念ながら未見ですが、テレビでやっている禿ネタ(ハゲラッチョ)をぶれずに押し通したのも頼もしければ
いつも通りのハイテンション自虐ネタのオンパレード。グループAが落ち着いた4組で終わっただけに
お祭りのムードに変えた意味でもトレンディの跳ねたのは納得かも
以外と芸の引き出しもある上で、見た目で変な見方されない様に自分からぶっちゃけるのは良い武器だと思う。
海原はるか、かなた師匠みたいなもんやねw
逆に相当やり難かったのは、馬鹿よ貴方はだったと思う。
2週間前にナカイの窓で初見だったのですが、基本あのスローテンポなネタでした。
ボケの間を取るってのは注目を引き付けてひきつけてだけに、大変だったと思うわーw
決勝大会前から、ダークホース的存在、オフィス北野所属そして、不思議なテンポ漫才と評されてましたからねぇ
ワイルドカードで登ってきたら、もっと衝撃的だったかもだけど、事前注目でハードル上がりすぎたかな?
ここも正統派漫才にもかかわらず、肛門ネタで押し切ると言う冒険をぶちかましてくれたw
腕はあるのにこのネタw面白かったけどねぇw
歌ネタの印象は強いが、地上波の大会では権利関係もあるしやりづらいかねw
この時間帯での下ネタ勝負は、全体的な空気として厳しいね
(別の大会だけど、千鳥しかり、アルコ&ピースしかり)
で、本当に真っ当なしゃべくり漫才を見せてくれた学天測。素直に面白かったのになぁ・・・
第2回でも素直に面白かったのにウーマンに敗れてる。
今回もトレンディに敗北。
飛び道具系じゃないけど、一種奇抜さに負けた感は強い。
この段階で、「うーん正統派漫才は評価されにくいんかなぁ?」とちょっと不安になる。
この不安が、今大会をさらにおもしろくする予兆とは、夢にも思わずw

この組、予選ランキング1位〜3位が集まっていたんですねwちなみにトレンディは11位w
強豪馬同士のレースになると思いきや、逃げ馬に逃げ切られたレースと言う感じ?
メジロパーマーっすかねw
下剋上感があって、あーこの瞬間の芸の面白さで勝負決まってるなぁと


0:75和牛
6:79博多華丸・大吉(西)(志)(テ)(関)(ヒ)
0:67ダイアン
4:73三拍子(巨)(朝)(竹)(渡)

今年のおもろ荘でも面白かった和牛。鉄板の「頑張って行こうなんて言うてますけども」からの言葉いじり。
枕の言葉で1本のネタを引っ張ると言うのは中々の奇策。しかれども腕は十分にあってしっかりと漫才を見せる。
初見の人からすると第1回のHI−HIのネタのような衝撃あったんじゃないでしょうか?(パスタ巻いてる?w)
この1年間でおそらく、やり倒してきたネタ、そういう意味で満を持しての、鍛え上げたネタを持ってきたって所でしょうか?
面白いネタは、繰り返し見ても笑えますね。
(今年の1月に見た時もわろたもんなぁ)
で、ガチのベテラン、華丸・大吉組です。
ユーチューバーの華丸先生これは12月5日のタカトシの新ネタやろうぜが、初お披露目のネタでした。
ネタ、表情、言葉、イントネーション、間、リズムいずれも丁度いい(あれ?これ二丁拳銃のネタじゃんねw丁度いいはw)
安定した面白みでした。
初ネタおろしの後、どこかでもやってるかもしれませんが、2回目を見てもやっぱ笑う。
爆笑と言うよりもクスクスが続いて、最後決壊が壊れて笑いが止まらないwそんな感じ。
ダイアンこちらも正統派の関西漫才組。「歯多い」がいまいち跳ねず、そのままずるずると言ってしまった感じあるですねぇ。
こんなはずちゃうのになぁwネタのチョイスもこういう大会は重要だと言う事を思い知らされるですね。
当然、グループのネタも含めて・・・
寄席で噺家さんがネタ帳見て、今日誰がどれやってるかを気にするのがすごくわかった。
ベテラン華大コンビを脅かしたのが、ワイルドカードの三拍子。既に結成13年なので十分実力派ですけれどもw
前日のワイルドカード決戦でも、充実したネタで一番面白いと思った。
その勢いのまま、前日同じネタで勝負。気分が良いですわな1度勝利してからのネタだもの自信たっぷりだった。
これが、唯一華大を脅かした存在と言えるでしょう。


0:72アキナ
1:79トレンディエンジェル(竹)
9:83博多華丸・大吉(竹)以外全て

アキナは、1回線と同じ構成でシチュエーションと設定を変えて勝負。
まだ見慣れていないから、まだまだ新鮮面白かった。
この手の戦いだと難しいよね、違うネタで見せたいと思うか同じ構成だが、違う見せ方で勝負するか。
M−1のチュートリアルが優勝した時がこんな感じだったかなぁ?
でも充分面白かった。

トレンディ、禿ネタで押すかと思わせておいての禿をあまりいじらずに格好いい斎藤さんネタ。
このネタも実にトレンディなネタなので、充分に面白かった。
ただ、やっぱ決勝での緊張もあるんすかね?ネタの余韻も落ち着かぬうちに次のネタに行く感じで
ちょっと急ぎ過ぎた感もあった。オンバト王者落ち着けwww
「才能さんだぞ」とかこの辺も声が少し小さくなったうえで、タカシの声がかぶりかける等、ちょっとアクセル踏みすぎたかなw
でもやっぱ面白い。

華丸・大吉
こちらは、余裕と言うかなんちゅうかねもはや大会も舞台と同じ取り組み方ですよw
冒頭にユーチューバーで天丼してからの、「ネタは無いのか?」からの「ここは舞台じゃないから2回目の公演違うよw」
大吉先生の派手さはないけど、ゆったりとそれでいて相手に聞かせる突込み。
じわじわ間接に利いてきますw
ネタは、宴会での早上がりの方法。これもテレビでも舞台でも幾度となく聞いたネタ。
それをここで持ってきても充分に面白く新鮮。
この一組だけが泰然自若としてたなぁw

結果は、華丸・大吉の圧勝!これはネタもさりながら一番落ち着いて自分らしいネタ疲労が出来てたことに限るかなぁ
過去の多くの大会の中でも視聴者も納得の優勝者がないだろうかw
(個人的にM−1は納得できる優勝組多いと思うw審査方法は別としてw)

いみじくも志村けんが今回の総標的に「わかりやすい」をコメントしており。(まぁ去年のウーマンの件もあるしなぁw)
たけしも「ファーストードやファミリーレストランの中に老舗の味を見せつけられた」等、原点回帰的なムードもあったように思う。
にもかかわらず、ダイアン、学天測が苦戦を強いられたのはなぜか?
やはり関東の味付けも体得せないかんのかいのう・・・
ちなみにけんさんのわかりやすいに抗するかのようにエレファントジョンの時に大竹まことが「わかりにくい所が面白い」と褒めてたのは印象的。
まぁシティーボーイズで一世を風靡した人からすれば、わかりやすいだけじゃないと言うのはごもっとも
色々あるからわかりやすいのも引き立つわけだものね。

ともあれ、華丸・大吉の優勝はベテラン(中堅?)組にも、希望を与えたんじゃなかろうか?

こうなってくると夏開催のM−1が10年未満の大会で、年末がフリースタイルと言うか無差別級と言う感じで、
面白い対決が見れそうですよねw
ますます楽しみになってきます。
その為にも地上波でのネタ番組の復権が待たれますなぁ
今のことろオサレもんくらいなんじゃね?

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