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2014年12月25日02:25

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与謝蕪村のお墓をお参りする

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆   
 2014年 平成26年 
 12・24(水)



    蕪村のお墓
    京都一乗寺の金福寺をお参りする

     

 姫野です。
 今日京都は寒いくもりの一日でした。
 

 ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。

 今日はクリスマスイブで、焼きそばをいただいて
 お寺をお参りする日です。(そんなアホな!)
 いや単に僕がそうしただけです。
 

 今日は、かねてからお参りしたいと願っていた
 京都一乗寺にある佛日山「金福寺」(こんぷくじ)
 の与謝蕪村のお墓にお参りしました。


 なぜ、蕪村のお墓がここにあるかというと
 このお寺は864年に安恵(あんね)僧都が
 慈覚大師円仁の遺志により、円仁自作の観音像を
 本尊として創建されました。

 
 しかしその後荒廃し江戸時代中期近くにある
 円光寺の鉄舟和尚が再興しました。


  その鉄舟和尚と親交のあった芭蕉がしばしば
 このお寺をたずねていたのです。芭蕉を句の師匠
 と尊敬していた鉄舟和尚はその庵を芭蕉庵となず
 けたのです。


  ここで芭蕉が詠んだ句のひとつ

   うきわれを さびしがらせよ かんこ鳥

                  芭蕉

  (意)
   閑古鳥とは「かっこう」のことです。
   そう、人生が面白くなくさびしいとき、
   かえって、もっと思いっ切り寂しい
   想いにひたりたいということもあります。
   


  しかしその庵も鉄舟和尚の死後、ほとんど
 荒廃していたのを芭蕉を句の師匠として尊敬
 していた蕪村が惜しんで芭蕉庵を再興いたし
 ました。
  それが今、残っています。


 そして、芭蕉を讃える碑を建てました。
 

  我も死して 碑にほとりせむ 枯れ尾花

                 蕪村

 と詠みました。
 それで、与謝蕪村のお墓もここにあるのです。


 小さな目立たないお寺です。
 拝観料400円をお支払いして入ります。

 午後3:00近くで寒く、拝観者は僕一人です。

 しかし、お庭はよく手入れされて
 とても気持ちがよくなります。


 句碑も多くあり
 説明書きがとても丁寧です。
 
 まず、芭蕉庵を拝見します。
 「う〜ん、茶室風でなかなか風情があるな〜」
 
 
 そして、少し裏山を登ると
 与謝蕪村のお墓があります。


 ひとり静かにお参りします。
 今日ここにお参りできたことの歓びが
 湧きあがってきます。
 僕は蕪村の句がとても好きなのです。


  うぐいすの 枝踏みはずす 初音かな(春)

  ほととぎす 平安城を すじかいに(夏)

  門出れば 我も行く人 秋の暮(秋)

  木枯らしや 何に世わたる 家五軒(冬)
  
  いざや寝ん 元日はまた 明日のこと

                蕪村


 ここのお墓から、京の街がよくみえます。
 高浜虚子がお参りしたときの句


  行く春や 京を一目の 墓どころ

               虚子


 私たちは、それぞれに、それぞれの人生を
 背負って日々生きています。
  そんな人生の一面、一場面を鮮やかに
 切り取っている。そんな気がします。

 蕪村の句には人生って何なんだろう。
 句を読みつつそう考えさせられます。


 さて
 あなたの人生とは何なのでしょう

 今愛を感じて暮らしているでしょうか



 つづく…

 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。


 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 

 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。


 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 

 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

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 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい


 できると信じればできる。



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