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2015年05月29日02:29

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勉強になるテレビ番組

今晩(というか夕べ)のテレビは面白かった〜。


一つは、日テレ系「秘密のケンミンSHOW」。

まず、山形県民が大のラーメン好きってことが紹介された。
山形は全国家計調査で、ラーメン消費額が断トツに多い。

この番組で感心するのは、山形県が大きく4つの地域に分かれる、ということをちゃんと押さえていること。
そう、村山、置賜、庄内、最上。これ、山形県のイロハ。
今回は、置賜にわりと手厚く、米沢ラーメン、赤湯の「龍上海」辛みそラーメン、さらに長井の馬肉ラーメンまで紹介されたのには驚いた。

番組でも言ってた通り、山形のラーメン好きは蕎麦文化の延長なんだよね〜。
蕎麦屋が普通にラーメン出すからね。ていうか山形の人って、ラーメンのことも「そば」って言う。
山形は夏暑く、冬寒い。だから、夏は冷たいそば、冬は温かいラーメン。で、暑い夏もラーメン食べたい人のために、氷が浮かぶ冷たいラーメンができた。

山形のラーメンって、あっさりしててパンチがないんだけど、それだけに飽きずに食える。
札幌のラーメンは、濃くてくどい店が多くて苦手だった。歳のせいかなと思ってたけど、それよりも山形のラーメンに慣れてたからかもしれない。


同じくケンミンSHOWで、大阪と隣接府県との関係ってのも面白かった。

なんでも、
大阪人は、京都が苦手で、神戸には憧れを持っている。
京都人は、大阪が好きではなく、神戸には敬意を払う。
神戸人は京都人と同じく、大阪が好きではなく、京都は好き。
なんだとか。

それじゃ大阪が嫌われてばかりで孤独?と思いきや、奈良人は大阪が大好き。
でも大阪人は奈良のことを何とも思っていない。

面白いね〜。
春に大阪に転勤した後輩に教えておこう。



もう一つ、面白かった番組は、NHK教育(Eテレ)の「ハートネットTV」。

月曜から木曜の週4日やって、大まかに言えば福祉の番組。扱うネタは障害、高齢者、貧困その他、とにかく幅広い。
普段の生活からは見えない社会的に苦しい立場の人たちのことを見せてくれるので、とても勉強になる。

今回は「場面緘黙(かんもく)」という症状?現象?の話。初めて聞いた。
幼少・児童期を中心に、集団の場で全く喋れなくなってしまうことを言うんだって。
緊張からくるらしく、家族とか親しい人の前では喋れる。
本人は喋りたいんだけど言葉が出ず、そのためにいじめに遭ったりきつく叱られたりして、ますます喋れなくなると。

…そういえば、いた!
小学校1、2年の同じクラスに、学校でしゃべれない子。
学校帰りが同じ方向だから、たまに一緒に帰って、家に遊びに行ったこともあったっけな。
学校を離れると喋るけど、学校では押し黙っちゃう。あ、放課後の人のいない教室では明るく喋ったっけな。
不思議だな〜と思ってた。

喋れないってのは返事もできないってわけで、見方によってはそれが反抗しているようにも見えちゃうんだよね。
でも、その子のことはみんな良い子だってわかってたから、からかったり無理に喋らせようとしたり、ってことはなかったな。
たしか、先生がそういう接し方だったんだな。そうだ。
あー、いい先生だったな…。


ていうか、場面緘黙、おれ自身もちょっと心当たりあるし。
山形時代、電話で上司に問い詰められて、「何で黙るんだよ!」って言われる場面が、ままあった。
いや、これから言うことを頭の中で整理してるんだけどな、と思いつつ、そうは言えなかった。

そうか、場面緘黙…。
無理に喋らせようとしても、逆効果なんだって。
「口は何のためにあるんだ」と言われるのが一番きつかったと。

勉強になりました〜。

「ハートネットTV」、世の中ほんとに、いろっっんな人がいるんだということをわからせてもらえる。
で、自分もその一人だということも。

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