万葉集より 山上憶良 秋の野の花を詠める歌二首
『秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七草の花』
『萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなえし また藤袴 朝顔の花』
二首目は「五七七五七七」の旋頭歌(せどうか)の形式の歌です
「尾花」は「すすき」のこと
ここでいう「朝顔」とは「桔梗(ききょう」)とも、「昼顔」とも、「むくげ」とも…
いろいろな説があるそうです
現在の「朝顔」は奈良時代にはまだ日本に入って来ていませんでした
お正月の「春の七草」は食用になりますが
「秋の七草」は観賞用です
「秋の七草」の由来となった憶良の歌です
ハイドンの弦楽四重奏「皇帝」第2楽章で詠います
https://www.youtube.com/watch?v=7P0bodCVZpY
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