2017年3月11日、世界大会選考会がありました。
この日なので、いろいろ思うところはありましたが、それもあってか、最高のメンタルコンディションで臨むことができました。
四年に一度の世界大会に初めて出場したのが2005年。
2009年、2013年と世界大会という節目はやはり特別なものだったと思います。
もちろん、毎年の全日本選手権が大会サイクルのメインにはなるのですが、世界大会という舞台は海外に対し腰の重い自分をそこに引っ張り出してくれるすごく貴重なイベントでした。
今年は日本。
日本だからこそ最後に出たいと思いました。
日本なら、家族や道場生、生徒、友人みんなも見に来やすいからです。
思えば半生以上情熱をささげている躰道、もちろん自分のためにやっているのですが、やはり、見てほしい人、伝えたい人達がいる。
指導するにあたり、自分の試合の姿を見せられることは非常にいい機会で指導をしやすくします。
大会は厳しく、一年間、どんなに稽古しても必ず勝ち負けがはっきりでます。
勝負、一言ですが、すごい言葉ですね。
試合に出なくても躰道はできます。
選手たちは全日本の勝敗の度に涙し引退か、続行か考えます。
それでも、麻薬のような勝負の魅力に引き戻され、気づいたら全日本に向けて稽古しています。
そして、その背中が各県地区の道場、大学の後輩たちを稽古に駆り立てるのだと思います。
そして、稽古する後輩を見て、全日本の選手たちはまた奮い立つのです。
そんな選手たちの代表がまさに日本代表。
小さな世界ですが、規模の問題じゃない。
こんなにも情熱を捧げて稽古している人たちがいる。
躰道は宙返りもあれば蹴って、蹴られての世界。
靭帯やアキレス腱やってしいまい、仕事に穴をあけてしまい申し訳ない気持ちになったり、女性の選手であれば社会人なのに顔面を腫らして出社したりと大変なことも多いと思います。
それでもみんな日々全力の稽古をしている。
そんなみんなの代表が日本代表。
これは僕のモットーですが、
出場絶対優勝。
それ以外は考えないのです。
特に法形は。
相手に邪魔されるわけではないので、準備してきたことをやるだけだから。
例えば実戦で何かトラブルがあってもそれは関係ない。
出場絶対優勝。
だから、今回の世界大会がラスト。
世界大会四連覇して終わります。
そして、夢の世界二冠。
取りたい!
やはり、実戦全日本優勝じゃなくて、世界大会2位じゃなくて、
世界チャンピオンがいい!
そして、団体実戦。
今回出れれば、憧れ続け、未だ現役でいてくださる金子先輩と、尊敬している先生の子どもで躰道界の若手エース、土井君と一緒に組める。
こんな機会は最初で最後。
広島の世界大会では金子先輩との団実の夢はかなったけど、フィンランドではかなわなかった。
三種目は危険だよ、と言われても、出たいのです。
広島世界大会の時は金、銀、金だったので、今回は三種目しっかり味わって制覇できたら最高です。
道場の先生をやっているからには、見られるので。
どうせ見られるなら、いいとこ見せて、感動してもらって、モチベーションにしてもらいたい。
だから出るなら優勝。
かっこよく優勝。
もし負けても、胸張って笑顔で帰る。
そこからのために出るのだから。
そこまでの過程に優勝に向けた日々以外はないのだから。
そこまでの道で一緒に稽古してくれた人に胸張ってほしいし、笑顔でいてほしいから。
さて、久々に書いたらずいぶん長くなってしまいました。
久々のミクシィでしたが、限られた人にしか見られないというのは気軽ですね。
よし、明日の選考会の結果発表が楽しみにして、このまま徹夜で仕事にいきます笑
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