mixiユーザー(id:47361257)

2014年08月12日19:03

71 view

錯覚と事故

■駐車中のトレーラーに追突、69歳男性死亡 兵庫・姫路
(朝日新聞デジタル - 08月12日 11:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3006345

何年前だったか。
僕の妹の友達のお母さんも、同じような事故で亡くなった。

夜中、山道を越えて、自宅に帰ろうとした時に、前方の路側帯に大型トラックが停まって、ドライバーが仮眠を取っていた。
トラックのエンジンがかかった状態で、テールランプがぼうっと闇夜に浮かんでいたらしい。

いつも通る道で、よく知っているはずだったのに、そのお母さんは、勘違いした。
トラックのテールランプを見て、そのトラックが自分の前方の車道を走っているトラックだと勘違いしたのだ。

そして、そのままそのトラックの後ろに付くように、すうっと吸い込まれて行った。
お母さんがそのトラックが路側帯に停まって仮眠を取っているトラックだと気が付いた時には、もう遅かった。

乗用車はトラックの後ろに突っ込み、運転していたお母さんは、亡くなってしまった。
ほぼ即死だったらしい。

停まっているトラックに追突するなんて、居眠りか前方不注意だ、という意見もあるかもしれないが、このようなケースはよくあるらしい。

特に、夜道だと暗くて、前のクルマのランプを頼りに運転することもあるし、前のクルマがトレーラーだと暗いと距離感も掴みにくい。
暗闇の中でテールランプだけ光っていると、前方のクルマが走っているように錯覚することがあるようだ。
それに、バイパスの合流車線だと、まさか停まっているとも思わなかったんじゃないだろうか。

確かにトラックドライバーの休憩できる場所が少ないというのもあるのかも知れない。
だが、こうした危険を回避するのも、プロのドライバーのマナーなんじゃないだろうかとも思うのだ。

こうした事故があると、亡くなったり、大怪我をするのは、追突した乗用車のドライバーだ。
もちろん、乗用車のドライバーも気を付けて運転すべきかもしれない。
でも、こうした錯覚が起こり、事故が起こると、大惨事になる。
そのことを考えると、問題は車道に停める側にも大いにあるように思う。
4 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する