茨城旅二日目はこちら→
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今回の旅の最終日は雪を警戒して空港からほど近い千葉県成田市。
しかし、ホテルから見る空は天気良く、いい意味で裏切ってくれて良かったです。
通称「お不動さま」と呼ばれているらしい真言宗智山派の大本山「成田山新勝寺」でお参り三昧と行きたいと思います。
つい先日の節分にも著名人の方々が来てましたね!
ここは五つの重要文化財を有するとのことで楽しみです☆
成田山弘恵会土屋駐車場(1日600円)から入っていきます。
道中、墓標のように石碑が建ってますが、これは奉納のしるしで、石には金xx円也と刻まれています。
明治四十三年建立のものは金500円(゚Д゚;)当時の価値だとかなりの大金なのでは?
奥山広場。
こちらはお土産屋さん、食べ物屋さん、占い屋さんなどが輪になって並んでいる不思議なスポット。
朝だからか開いている店が少ないですね!
出世稲荷の参道は地元の金比羅さんのように階段になっていて脇にお土産屋さんがありますが、こちらもほとんど開いてません。
さて、ここからはわかり易くするために入口の総門からレポを始めたいと思います。
2008(平成20)年に生まれ変わった総門。
蟇股という欄間にあたる部分には十二支の木彫刻があって自分の干支をくぐるとご利益があるそう。
仁王門。(重要文化財)
1830(文政13)年建立。
門の左右に密迹金剛、那羅延金剛の二尊が・・・また、裏仏として、広目天、多聞天の二天が奉安されています。
中央の「魚がし」の文字が大きく目立つ大提灯が印象的。
三重塔。(重要文化財)
1712(正徳2)年に建立。
総高は25mで、塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安され、周囲は「十六羅漢」の彫刻なのだそう。
職人技の彫刻の煌びやかな造りに目を奪われます。
大本堂。
1968(昭和43)年建立。
大本堂は最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場。
釈迦堂。(重要文化財)
1858(安政5)年建立。
かつての本堂でした。厄除けのご利益があるそう。
額堂。(重要文化財)
1861(文久元)年建立。
1986(昭和61)年に修復されました。
御信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物で、江戸時代に 奉納された貴重な絵馬や、様々なモチーフの彫刻は、目を見張るものであります。
光明堂。(重要文化財)
1701(元禄14)年建立。
釈迦堂の前の本堂であり、江戸時代中期における貴重な建物。
大日如来、愛染明王、不動明王が奉安。
毎年5月には、光明堂前の特設舞台にて成田山薪能が上演されるとのこと。
平和大塔。
1984(昭和59)年建立。
真言密教の教えを象徴する塔で総高は58m。
成田山公園内の噴水広場から撮影しました。
総門を出て仲町界隈の表参道。
市の文化財に指定されている三階建ての旅館が見えます。
緩やかな「く」の字の坂道が続き、角を曲がるたびに別の顔を見せてくれてワクワク。
昼飯で目指すは、成田名物うなぎ(☆∀☆)
目立つのは店先で生きたうなぎを捌いている旅館風の建物の川豊。
すでに多くの客が入って大盛況。
隣の老舗の日本料理屋「菊屋」が頑張って呼び込みをしているのでこちらにします。
こちらもハリウッドスターなどが訪れる人気店のようでレトロな雰囲気の佇まいがいいですね〜。外国の方は好きそう。
うなぎの他にも鯉の味噌煮込みなどの川魚もあり。
ここは店頭で国産うなぎを謳っており旅の最後は贅沢に特上うな重(3500円)を注文。
そんな大安好日の蓋を開けます(笑)
しっかり一匹分の弾力のあるうなぎ。
ふんわりしっかりした身と引き立てるタレが絶妙で三日間の旅の疲れが癒されました。
余裕を持ってレンタカーを返し、成田空港に戻ったあとはチェックインを済ませ、空港内で時間を潰したところで今回の旅を終わります。
多彩な顔を見せてくれた茨城旅と参拝気分満載だった千葉旅。
完
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