本当の美しさとは・・・

何という清純で純朴な歌詞にメロディーだろうか・・・。
思い遣る優しさと純愛で綴る昭和の名曲の一つであった。

そしてそれらは小さな命たちへの慈しみに満ち溢れた自然愛が底辺に流れている。

余りにも清らかで爽やかな純粋の愛の賛歌は疲弊し汚れきった乾いた心に染み入る
まるで一服の清涼剤のように・・・。


今では音楽のスタイルや曲調も道徳や倫理観が廃退した世の中を反映して、
ガラリと一変してしまった。

今の歌手たちの歌は何を言っているか？解らないような歌い方に相俟って
歌詞そのものも”心”の伴わない単に「愛してる」「好き」の稚拙な繰り返しのみである。

男はあごにヒゲ面、粋がったカッコつけや力んでばかりのパフォーマンス、一方
女はミニスカ、甘ちゃん顔でのグラドル紛いのルックスにパンチラのダンスとのセット。

だがここで推奨した名曲の歌詞には「愛してる」「好き」などの歌詞は一言も入ってない、
だが聴いていて何という余りにもその歌詞とメロディの美しさに心が癒され安らぎと
感動を呼び起こしてくれる。

こうした素朴で純粋な歌が作られ、歌われ、流行っていた時代は今よりもずっとずっと
平和であった。

だが今の世の中はどうであろうか？不公平格差が広がり貧富の差が激しく、
年寄りや障害者、低所得者など社会的弱者に対して虐待の如く冷酷な仕打ちを
強いる悪辣な国家に落ちぶれてしまった。

人々の心の中にはもはや表向きとは反して形骸的道徳倫理観の衰退した
”カネ・カネ・カネ”の金欲至上主義に転じてしまった。

行く末の世の中に心の平穏を満たしてくれる幸せなど微塵も感じられない。


今世界中で猛威を振るっている大災害や異常気象の数々・・・

自然との共生を忘れ自然愛を捨て、ただ金欲至上主義のみに徹し自然を破壊し続けている、
欲深い驕り高ぶった人間どもに対し怒りの鉄槌を下しているように思えてならない。


https://www.youtube.com/watch?v=-movnbJWd0g