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2013年09月02日22:39

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同じタイトルのゲームブックを作るということ

アプリの「顔のない村」無料版を読んでいて、ふと、この作者さんの好きなゲームブックはグレイルクエストシリーズではないだろうかと思った。
何となく、言い回しというかが似ているような気がしたから。
読んでいて、この表現上手いなぁという感じになる。
久しぶりに「失われた体」を読んでみたくなった。
そして、ボツになったアイデアやストーリーをエブリスタってサイトで最近有料にした本編のみ公開しているワタクシの唯一の長編自作ゲームブック「SAIKAI」をこの作者さんが書いたら自分が書いたのより面白くなるだろうと。
しかし、それだと本物の「SAIKAI」ではなくなるし、それを書けるのは世界で自分だけだとも思う。
まあ、当たり前と言えばそうなんだけれども。
そして、公開版は3年以上前に完成したもので、現行のものが真の「SAIKAI」だということ。
似ているけれども、かなり細かいところまで修正したものに進化していますので、いつか自費出版などで出せたらと思います。
余裕があったら挿絵も自分で描いて。
個人的にはレビューでいろいろと褒めていただけましたが、それとは比べものにならないぐらい充実していると思います。
まず体が抜け出す方法が違います。
話が逸れましたが、例えば「火吹山の魔法使い」をパラグラフ数400という条件だけで10人で作ったら、やはり十人十色のゲームブックが出来上がります。
ある人は火吹山の火を消すために強力な水の魔法を習得するために旅立つ魔法使いを主人公にしたものにするかもしれませんし、火吹山の頂に棲むドラゴンに連れ去られた魔法使いを救出するために火吹山に登る登山家を主人公にしたものにするかもしれません。
同じタイトルでも、書き手によって内容がまったく違う。
これが面白いと思うのです。
完成までの時間も、難易度も、ルールの複雑さも違う。
ゲームブックをプレイした経験も、今までに書いた文章の量も、作ったゲームブックの数も、年齢性別も、住んでいる県も。
面白さの違いは、書き慣れているか、センスがあるか、アイデアを上手く活かせているか、優れたものにしようとする気持ちがあるかなどで変わってくるのではないでしょうか。
最後に、「顔のない村」無料版は何回も楽しませてもらいました。
アプリとしては誤字脱字が修正されていないのが気になりますが、内容は怖くて面白くて取っ付きやすく、とても良かったと思います。
他の作品もプレイしてみたくなりました。
ただ(無料だけに?)、やはり昼と夜の展開があまり変わらない場所があるのは残念でした。
あと、強すぎたり、気力点が多い理由が判然としない敵がいたり、クリアが簡単すぎるかなぁと思いました。
もう少し頑張ってそれらがすべて解決していたら、もっと良くなったのにと思うのです。

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