瀬戸内国際芸術祭2013夏の第二弾は夏開催限定の伊吹島。
香川県の有人島では最西端で、うどんには欠かせないイリコの産地でもあります。
観音寺港から船(片道500円)で25分。
見えてきました
伊吹島☆
近づくとまさに漁港と言った風情。
大漁旗がいっぱい(☆∀☆)
船から降りるなり断崖絶壁の多い島らしい坂道が迷路のように続きます。
そんな中、にゃんこも結構います^ー^
旧伊吹小学校。
まだ9時前にて小学校内のアート(135)沈まぬ船 豊福亮+Chiba Art School は開いておらず。
その校庭にある(136)トイレの家 石井大五。
光や雨といった微妙な事象に反応するトイレとのことです。
道中で春開催の沙弥島で食べ損ねた(164)島スープ EAT&ART TAROを発見。
10時30分からとのことですが、同時刻の帰りのフェリーとダブりこれを逃すと3時間待ちとなることから今回も食べられないかも?
むーん。
昭和の雰囲気の路地的坂道。
伊吹島民俗資料館にて。
(137)小さな島のささやき キム・テボン(金泰範)
使われなくなった漁具を組み合わせた音が出る遊具。
地引網で作ったハンモックに横になると空が青いです^^
(138)夜想曲 向井山朋子(有料)
中には東北を襲った津波により、石巻の小学校にあった泥が堆積したグランドピアノ2台を用いたインスタレーションがあります。
朽ちかけた日本家屋も多いこと・・・。
出部屋跡。
伊吹産院があった所です。
お産を家の納戸で終えた女性達が1ヶ月間、新生児と別火の生活をしていた共同産室であり、昭和45年まで使用されていました。
「日本人とお産,先人達がどんな子育てをしていたか,産育習俗を知るうえでも全国的に貴重で大切に伝えていきたい遺構である。」と書かれてます。
今は産院跡を示す石柱の碑文残るのみ。
(139)歩み LUNA..CLIP
かつてのたばこ屋の出窓をのぞくと、段ボールで作られた海辺が広がります。
(140)伊吹島レインボーハット 関口恒男(有料)
原始的なシェルター。
水と鏡のプリズムによって虹をつくり、シェルターを覆う布に投影するとのことですが、陽が登りきっておらず、虹はわずか・・・。
(141)伊吹しまづくりラボ みかんぐみ+岡昇平+神奈川大学曽我部研究室(有料)
元網元の加工場を活用。
残置物でラボや集う場を設け、島の人たちと進め始めた研究成果が展示されてます。
急坂前のでかい椅子も気になるけど、MAPに載っていないな・・・。
しかし暑い・・・シャツもタオルもびっしょりになったので休憩所で着替えていると、もう10時すぎ。
本日は早い時間での上陸でしたので10時半の船にて帰ることとします。
次回があれば島スープも必ずや・・・。
【おまけ】
観音寺市内に戻ったあと、うどんにて腹ごしらえと行きます。
チョイスしたのは1975年創業一般店のバラエティー豊かな「さぬきうどんの七宝亭」。
元和菓子職人の、先代がつくるおはぎもあるそうで、うどんが出来上がるまでつまみます^^
うどんはイタリアンな蛸バジルうどんをチョイス(^-^;
卵とのりとねぎ、バジルで味付けされた香川の真蛸を混ぜて、レモンを絞って頂きます。
粉チーズとぶっかけのだしも混ぜて完成。
出汁とバジル、卵が妙にマッチしていて、これはこれで美味しい。
しかし、このしっとりもっちりした太さもほどほどある私好みの麺はシンプルなうどんで真価を発揮することは間違いないと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する