mixiユーザー(id:47361257)

2013年04月01日12:16

7 view

知らないままにしておくことも愛情だ

■妻の顔は「整形」によるものだった――結婚後に発覚したら「離婚」できる?
(弁護士ドットコム - 03月31日 20:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=2377695

人は誰だって自分の顔のどこかに不満があって、それを変えたいと願望は一度や二度はあるんじゃないだろうか。
僕だって、朝起きたら、福山雅治になってたら、と思うことは一度や二度どころか何度もある。

だが、例えそうした変身願望があったとしても、実際に整形するかどうか、といえばまた話は別だ。

化粧と整形はどちらも、自分を良く見せようとする行為という意味ではよく似ている。
だがこの二つには大きな違いがある。
それは、化粧の場合、たとえ化粧を落としたスッピンの顔が化粧の顔と全然違ったとしても、自分の生まれたままの顔であることには変わりない。
そこには、化粧した自分の顔といえど自尊心が保たれる。
だが、整形の場合、生まれたままの顔じたいを手術で変えてしまうのだ。
化粧のように落とせば、元に戻るというわけではない。
それは、きっと自分の顔に対するコンプレックスが受け入れ難いもので、整形手術によって、顔を変えることで、なくした自尊心を新たに作り上げているともいえる。
いわば、整形をすることで、自分が生まれ変われるのだ。

だから、いくら変身願望があったとしても、整形を決意するまでの間には、葛藤があって当たり前のような気がする。
人はいくら変身願望があっても、自分の自尊心を一度崩してでも変えようとするのは、相当の覚悟がいるはずだからだ。

もしかすると、人によっては、化粧をするように、簡単に整形をしてしまう人だっているかもしれない。
だが、そういった人でも、自分が整形をしたことを人に簡単に打ち明けることなんて、なかなかできないはずだ。
もし、そんなことができるなら、きっと整形手術というものの価値観が化粧と同等のように考えられている文化圏でないとできないはずだ。
それでも、打ち明けるのは難しい気がする。

僕には嫁がいるが、もし嫁が整形をしていたとして、それを隠していたなら、僕は、たとえ子供の顔が似ていなかったとしても、彼女が浮気をしていないと信じているから、それ以上は詮索しないだろう。
隠しているのは、自分が整形したことを僕に知られたくないからで、ならば僕には知らなくていいことだ。

人には、知らないほうが幸せなことがある。
僕は、今の嫁の顔が好きだし、だからこそ彼女と付き合ったし、結婚した。
これは、彼女が美人であるとかとは別問題で、彼女の顔が僕の好みであるというだけのことだ。
ならば、それでいいような気がする。
僕が彼女の顔が好きで、彼女がそのことを知っているなら、整形をしていたとしても隠すのは、当たり前だし、彼女の優しさだろう。
また、詮索せずに、知らないままにしておくことも、僕の優しさだ。

人を愛するということは、こういうことなんじゃないかと僕は思うのだ。
11 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する