今年始めの新聞だったと思うが行きたい温泉ランクベスト10が
発表され東北は、ここ不老ふ死温泉が第9位にランク。
海にすれすれの露天風呂と日本海に沈む夕日は宿泊客の特権が人気。
おまけになかなか宿が取れないという噂の温泉だった。
![フォト](https://photoservice-imagecluster.img.mixi.jp/v/e36328fe1839b4985ec968bea4baf34f996753acd0/6679de5a/photo/picture/6969053_1814127819_186small.jpg)
たまたま仕事仲間で、ここに行ってみようかという話が盛り上がり
ある程度の数がまとまれれば大丈夫であろうということで
ツアー会社経由で申し込んでもらった。結果はOKでいざ出発。
しかし岩手から出発したとしてもかなり遠い。
電車、車、バスと交通手段は様々だが酒も楽しみなのでバスに。
![フォト](https://photoservice-imagecluster.img.mixi.jp/v/cbcb148c821c6f048003db806c80ead4dae1e330ec/6679f9f2/photo/picture/6969053_1814127808_47small.jpg)
しかも今の時期は日帰りは午後4時までであり、
宿泊客でも人気の露天風呂は午後4時50分で終了だった!
三時半に不老ふ死温泉に到着。大相撲で一世を風靡した人気力士、
舞の海の出身地、鰺ヶ沢町の南にある場所だった。
![フォト](https://photoservice-imagecluster.img.mixi.jp/v/eaea72730f642cab3d824ad60e119593b042d7235f/6679d9ac/photo/picture/6969053_1814127803_69small.jpg)
![フォト](https://photoservice-imagecluster.img.mixi.jp/v/ff7d6c3dd7c7b2c150f16705534c7197c8e296cf6c/6679ec42/photo/picture/6969053_1814127754_15small.jpg)
![フォト](https://photoservice-imagecluster.img.mixi.jp/v/a7275c3380648f38e8f9c3f1a168aada311b407485/6679ef08/photo/picture/6969053_1814127696_56small.jpg)
人気の露天風呂は風も強くお客さんも5人ぐらい。
露天は向かって右が女性専用で狭い浴槽、左が混浴で
ひょうたん型の露天風呂で岩の壁で仕切られている。
源泉はオレンジ色というか茶褐色に橙色をミックスした
金気臭のするしょっぱい味で岩手の新安比温泉そっくりである。
お湯は39度とぬるめだが、強風で脱衣籠が飛ばされそうになる。
浴衣に着替えサンダルに履き替え脱衣籠を持って
海の露天風呂に向かい、着替えた衣類は籠に入れて入浴。
ここまで来た執念で1時間以上入浴し、見られなかった夕日想像。
![フォト](https://photoservice-imagecluster.img.mixi.jp/v/87076dad641f1c859042541986cad45d97f685427f/6679fa2f/photo/picture/6969053_1814127653_76small.jpg)
運不運は色々ある。嵐の日はこの露天風呂が水没するため
入浴もできないのである。1時間も浸かっていた我々は幸運だ!
海の香りを全身に浴びながらの入浴。ここは大自然の動きを
体感する事だけが重要である。強い風に湯船のお湯が揺れ動く風景。
湧出口から噴き出す源泉の熱さが時折心地よいのだ!
この温泉は源泉が2本ありそれぞれ成分は少々違いますが
不老ふ死温泉本館 源泉名 黄金崎不老ふ死温泉
源泉温度 50・2度 湧出量 毎分200リットル
泉質 ナトリウム-塩化物強塩泉 高張性中性高温泉
ph 6・8 効能 切り傷 火傷 皮膚病 腰痛他
成分総計 23,200mg/1kg 地下70メートルから
新館は源泉名が下黄金崎温泉 湧出量は毎分400リットル
源泉温度が52・2度 成分総計25,980mg/1kg
ナトリウムは本館が5,999mg新館が6634mgです。
こちらは地下200メートルから汲み上げています。
住所 青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
電話 0173−74−3500
交通 青森駅から車で2時間30分 弘前から2時間
日帰り入浴 600円 10時から4時まで
![フォト](https://photoservice-imagecluster.img.mixi.jp/v/f6f6c8b123d71e64a9f39ecc367a002353b028f6b0/6679da24/photo/picture/6969053_1814127689_200small.jpg)
本館の浴槽 新館の露天風呂
翌日早朝は女性用の露天風呂にお湯が貯まっていなくて
壁越しにこちらの混浴風呂に女性の視線が集中。
「入ってもいいですか?」の声を合図に女性陣が大乱入。
皆「来てよかった、やっと入れた!海の近くで最高!」の声。
強風でお湯に砂利や砂、海草、枯葉が湯船に混入する中、
人生の先輩後輩の女性陣と仲良く1時間の団体入浴でした。
茶褐色の源泉が、大阪や遠方から来てくれたお客様を魅了する。
打ちつける波と回復する天気を眺めながらの朝風呂でした!
いつかベストな天気の時に来たいものですね。
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