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2011年11月22日00:09

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「アニメ文庫」発売記念 <プレミア上映2WEEKS> 初日舞台挨拶

いよいよ、今回の関東遠征も最後のイベント。

たまたま、今回の遠征日程が、
テアトル新宿で行われていた
「『アニメ文庫』発売記念<プレミア上映2WEEKS>」
の上映期間と被っていたため、
来年DVDで発売されるufotableの新作アニメ
「ギョ」「桜の温度」「百合星人ナオコサン」「みのりスクランブル!」
の4本を劇場で鑑賞してきました。

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「アニメ文庫」、徳島の「マチ★アソビ」での上映は
参加日程が合わなくて観れなくてすごく残念だったので、
こういう形で運よく観ることができて、ラッキーでした。

もっとも、最初から東京だけでなく全国で上映してくださればいい話なのですが><


※「アニメ文庫」HP
http://www.animebunko.com/

※「桜の温度」HP
http://www.ufotable.com/sakuranoondo/





まずは、前日11月4日に鑑賞した「ギョ」と「桜の温度」の感想。

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「ギョ」は伊藤潤二さんの原作が見事にアニメ化されていました。
伊藤潤二さんの作品は、よく実写化はされるけど、
アニメでここまで違和感無くあの絵を再現できていたのは初めてなのでは、と思いました。

観ていて、本当におっかなかったです。
リアルな東京の町が舞台になっていたので、
東京遠征中の自分には強い臨場感を感じました、、、。

でも、せつないお話、、、。
「空の境界 第五章 矛盾螺旋」といい、後述の「桜の温度」といい、
平尾隆之監督の作品は観ている人を切なくさせます。




続いては、「桜の温度」。
これは、なんというか、イタいお話でした、、、。
後味のいい終わり方ではなかったです。
決して駄作ではないけど、心に傷が残るような物語。
もう少し時間が経てば、いろんな解釈ができるのかもしれません。

そういうお話だからこそ、
ヒロイン役の茅野愛衣さんの「ピュア」なだけではない
生々しい演技が見事でした。





そして、11月5日。
この日は「百合星人ナオコサン」「みのりスクランブル!」の公開初日ということで、
初日舞台挨拶が行われました。

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登壇者は
阿久津加菜さん(「みのりスクランブル!」みのり役)、
五十嵐裕美さん(「みのりスクランブル!」たまき役)、
MOSAIC.WAVさん(「百合星人ナオコサン」音楽・主題歌・エンディング)、
近藤光さん(制作プロデューサー)。

司会は、なんとアニプレックスの岩上敦宏プロデューサー。
さすが東京、、、、、、。





柏森進さん(MOSAIC.WAV)(以下・柏)
「『百合星人ナオコサン』という作品はコミックスの特典CDから関わらせていただいていて、
今回MOSAIC.WAV初の劇伴製作ということで、
日常+ピコピコ+シュールという、やりがいのあるお仕事をやらせていただきました。
OPの映像が凄いことになっているという話なので、楽しみにしています。」



み〜こさん(MOSAIC.WAV)(以下・み)
「この間『マチ★アソビ』というイベントで、
『み〜こさんのOP凄いよ、凄いよ』とアゲアゲだったので、
楽しみにしています。

私、舞台挨拶というのはことごとく抽選に外れて見たことがなかったんです。
なので、初の舞台挨拶が参加する側というのは不思議な感じです。」



阿久津加菜さん(以下・阿)
「徳島の1年前のオーディションから始まりまして、
ようやく新宿で皆さんにお観せすることができるんだな、と思います。
よろしくお願いします。」



五十嵐裕美さん(以下・五)
「もしかしたら徳島で観たっていう人も、もういるかもしれないですけど、
OPはまだ観ていないので楽しみです。」



近藤光社長(以下・近)
「皆さんがいかに製作がギリギリだったかということを説明してくれたんですが、
『ナオコサン』は本当にさっきまで作業していました。
『ナオコサン』のEDは、本当にアニメの歴史に残るものになったと思います。
竹内哲也さん(『ナオコサン』監督、他)、朝まで『ナオコサン』の編集をやってて、
バタッと倒れてると思います。

野中(卓也さん、『みのり』監督)のほうは、
徳島で『Fate/Zero』でバタッと倒れてると思うので、
今回は連れてくることができませんでした。

『ナオコサン』は竹内さんとご飯を食べながら生まれた企画で、
『主題歌は絶対MOSAIC.WAVで行きたいんだ!!』と言っていました。
(MOSAIC.WAVは)本当にありがたくて、
スケジュールも守ってくれるし、バージョン3つくらい作ってくれるんですよ。
劇伴については、何も言うことがないというくらいスムーズに行って。」



岩上敦宏さん
「数時間前ですよね、できたの。」



み「EDのほうは、今までのMOSAICにないような壮大な曲なんですけど。」



柏「最初にいただいたのが、廃墟というイメージだったんですよ。
廃墟ってどんよりしてるんだけど、空を見たらキラキラしている、みたいな。
MOSAIC史上もっともテンポがゆっくりな曲になりました。」



近「『ナオコサン』は竹内哲也一色の作品になってるんですけど、
EDとか観ると、やっぱり竹内哲也、天才だなー、と思いました。
久しぶりに、手間もすごいかかったけど、いいものができたなー、と。
クリアーな画面を目指した作画なんですよ。
だから、色が本当に重要で、千葉絵美(色彩設計)の力も凄いなーと重い作品になってて。
でも、『ナオコサン』なので、変なアニメだなー、というものになっています。」



阿「1年前、『マチ★アソビ』で公開オーディションをやらせていただいて。」



近「二百何十人参加者がいて、『マチ★アソビ』が終わった後もやってたもんね。
イベントが終わって撤去が始まっているのに
オーディションだけを山の上でやってるという。」



阿「『みのり』はほとんどアドリブなので、みなさん揃ってるはずなのに、
30分、40分、1人でブースの中にいて。」



五「たまきもだし、中の人もすごい疲れましたねー。
話がどうこうよりも、疾走感!!」



近「野中(卓也)さん、褒めてましたよ。」



阿「(『みのり』は)いい話です!」



近「『みのり』って1つ指針を出していて、
3年以内の若い原画マンしか出しちゃいけない、と。
線の少ないキャラクターを思う存分動かしてください、と言ったら
野中さん頑張っちゃって、3万枚以上原画を使いました。

ここで育った原画さん達が『Fate/Zero』で大活躍してるんですよ。
本当に積み重ねだなーという感じです。

野中も茂木(貴之さん、『みのり』作画監督)も、みんな徳島なんですよ。
だから、来れなくて。
でも、今日は本当楽しみにしてて。」



阿「私達もOP入ったのは今日初めてで、今日一緒に観ていきます。」



近「ゆるいよねー、こういうとこは。
MOSAICさんも一緒に見ていかれるそうです。

こういうアニメの作り方もあっていいんじゃないかと思うので、
応援してくれると僕達もいろんなアニメを作ることができるので、
よろしくお願いします。」



み「長く付き合ってきた『ナオコサン』を観るのが楽しみです。」



阿「今日が新宿初日なので、
『すごく阿久津かわいかった。』とツイートして拡散してください。」



五「あまり考えながら観る作品でないので、肩の力を抜いて楽しんでください。」



近「『アニメ文庫』、本当に頑張って作っているので、
ある作品に負けないように応援していただけると嬉しいです。」



こうして、舞台挨拶は終了。
このメンバーに「東京で」お目にかかるのは、なんだか新鮮で不思議な感じでした。(笑)







そして、いよいよ上映開始!!

まずは、「百合星人ナオコサン」。

イメージソングとして親しんできた
MOSAIC.WAVさんの「百合星人ナオコサン」に
絵が付いてアニメのOPとして流れるのを観た時は感動しました。


そして、「ナオコサン」は、原作を読んでいるので、
あの絵が違和感なくアニメになって魅力的に動き回る、色気ある映像に
思わずゾクッとしました。

そして、かなり笑えました!!



そして、ED。
なるほど、確かにこれはアニメの歴史に残るEDだな、と思いました。

きれい、、、、、、。

これは純粋に多くの人に観てもらいたい映像です。

欲しいよ、このDVD、、、、、、。

高いけど!!(爆)





続いては、「みのりスクランブル!」の上映。

「みのり」はお話的には本当にドタバタな展開なんだけど、よく動く!!
キャラの動きと、かわいい絵と、阿久津加菜さん・五十嵐裕美さんの好演の、
トータルなパワーでいい話にまとまった、という感想です。


しかし、上映中、すぐ2列前の座席で、
阿久津加菜さん&五十嵐裕美さんと、マウスプロモーションの納谷僚介副社長が
普通に鑑賞してるし、
劇場ロビーに普通に岩上Pが立ってるしwww

東京とはすごいところです、、、。




↓「みのりスクランブル!」OP、EDのCD。
劇場で購入!!
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↓来場者特典「百合星人ナオコサン」「みのりスクランブル!」複製原画セット。
これは嬉しいです!!
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↓来場者特典その2「ufotable カット袋(実際の映像制作時に使用しているもの)」
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※「れポたま!」様によるレポ記事
http://repotama.com/2011/11/9083/




















こうして、3日間の関東遠征学園祭めぐり+αの日程は全て終了し、
名残惜しくも関西への帰途につきました。

北は浦和から南は湘南まで、4大学、6イベント+αをめぐった
とても密度の濃い3日間でした。

いろいろな学園祭イベントに参加して思ったのですが、
学園祭イベントは、何かの作品や企業縛りでなく、
ゲストの声優さんや歌手、アニメ製作者についての自由なトークが
長時間たっぷり聴ける貴重な機会だと感じました。
これからもスケジュールと予算が許せば、いろんな学園祭イベントに参加して、
ゲストの人となりにじっくり触れてみたいと思いました。

(関東以外の学園祭にも、もっと来て欲しいです!!)



本当は、もう1日滞在して学園祭めぐりをしたかったのですが、
さすがに社会人には3連休が限界。

だけど、これでも十分すぎるほど楽しい秋休みでした!!






↓JR新宿駅。
いつもと変わらない東京の日常の風景がありました。
ここから電車や新幹線を乗り継いで関西へ帰ります。
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