■自転車は原則車道通行…知らない人4割に
(読売新聞 - 05月24日 10:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1612145&media_id=20
世の中どうなっているのか…。最近は、自転車絡みの事故が多過ぎるのも納得がいく。
数年前の事だが…1メートルほどの歩道(柵あり)をエアデール2頭を連れて歩いていた。
人間が、すれ違うのも真っ直ぐ歩いていては無理な幅だった。
勿論、脚側につけて(左右に1頭づつ)私の肩幅の中に入るように歩かせていた。
後ろから自転車が走行して来た。ベルをチリチリ鳴らしたが、歩道が狭くてよけられない。
もうすぐ交差点だったので、そこでお互いに交わしたらいいだろうと考えて、そのまま歩き続けていたら、自転車の前輪が犬の体(お尻)にぶつかりそうになっているのが見えた。
交差点についたら、その自転車は私たちを交わして右折した。その直前に『今度、犬にぶつけたら殺すぞ!』と自転車を運転していたオッサン(私もオッサンだが、私より歳がいっている)に怒鳴った。
私は、そのまま真っ直ぐ歩き続け、交差点のすぐそばの公園に入って行った。
すると、そのオッサンが自転車に乗ったまま、『殺してみろ…(そういう類いの言葉を怒鳴って)』と、急接近してきた。どうやら反対側の入口からやって来たようだ。
私は犬を守る為に、そばの柵に直ぐさま犬たちの引き綱をくくりつけ、臨戦体制を整え、自転車を降りて向かって来たオッサンを迎え撃った。
襟を掴み、足払いをかけるとすぐ横にあった砂場の柵にオッサンがよろけて倒れ込みそうになったので引きもどしてやった。
こういうヤカラは、自分で耐えたと思うのだろう。こちらが倒れて頭などを打ってケガをしないように手加減(柔道等では『引き手を引く』という)しているお陰で助かっているのに気がつかないから厄介だ。
つまり、『勝てる』と大きな勘違いをする。
こちらは、『勝てっこないから諦めろ』と警告しているのだが、バカは気付かない。
そのうち、近隣の会社の方々が止めに入って来た。
そういう時点で、たいてい私は闘うことを止める。仲裁に入った者に巻き添えを喰らわせない為に。
ところが、往々にして相手は攻撃を中止せず、割って入っている仲裁者の陰から攻撃して来る。
だから、仲裁に入った者は、自身を盾にしてでも攻撃を中止した者を守らなければならない。
だが、そこまで仕切れない者がほとんどだ。それなら仲裁するなと私は思うのだが…。
結局、この時もオッサンに背中を向け、事情を把握する為に私と話している仲裁者の陰からヘナチョコパンチを私の顔面に。
避ければ避けられたが、警察沙汰になった場合を考え、大きなショックを受けないように顔面で受けた…たいていそうする。
これ以上、コマゴマ書いても意味がないのでこの辺で…。
オッサンは、仲裁者に公園から追い出された。仲裁者は私に、『あんた偉いね(パンチ喰らって仕返ししなかったのを指して)。エライ余裕やね』と。
『喧嘩しとるんじゃないよ。あのオッサンに道路交通法を守るように説教しているだけだから』というと更に感心されてしまった。
感心するより、『相手の攻撃から私を守れよ。余計なことしやがって』と、心の中でつぶやいた。
道路交通法では、歩道を歩いている歩行者に対して、同じくその歩道を走行する自転車の運転者は『邪魔だからドケ』というような意味の警笛等を鳴らしてはイケナイことになっている。
そのような行為は、歩行者への威嚇とみなされるからだ。
つまり、『軽車両である自転車は、原則車道を走行しなければならない。走行可(標識あるいは標示がある…通行区分があるものもある)である歩道では、歩行者を追い越せないような時は歩行者の後を静かに走れ。歩行者に対して、危険あるいは威嚇的な行為をしてはイケナイ』ということが警察庁の見解だ。
自転車は車両だから、歩行者専用である歩道(だから歩道というのだが)を通行してはイケナイなんて小学生でも理解できる。知らなかったでは済まないのが法律。
その自転車が、歩道を歩く歩行者を蔑ろにして通行するなんてとんでもないことだと思う。
どうぞ、皆様もお気をつけ下さい。
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