フィリピンへのNGO活動から帰ってきた。
現地にいる間に日本で大震災と津波が起こった。
現地のニュースでもトップで扱われてた。
遠く海を隔てて、ショックと不安が襲った。
そして、
現地の多くの人々に励ましの言葉を貰った。
ちょっと買い物に寄った店の人とかからでさえも。
we pray for Japan...
現地の何人もの仲間から祈りの言葉と気持ちを送ってもらった。
その祈りを、オレは少しでも繋げていけたらと思う。
気持ちよりもお金が欲しい…
もしかしたらそれが真実かもしれない。
でも、本当の心からの祈りは、きっと大きな力となっていくはずだ。
そして被災地の方々への支援へと、きっと繋がっていくはずだ。
そんな祈りを何か具体的な形として繋げていこうと、今、めちゃめちゃに崩壊した自分の部屋(写真1)を片付けながら思い続けてる。
今、自分にできることはなんなんだろう…
フィリピンのスラムで活動している間も、やっぱり同じように、たくさんの試行錯誤が頭を渦巻いていた。
世界の様々な天災や戦禍、貧困のために。
そして、祖国、この日本のために。
今、自分ができることはなんなんだろう。
今、自分がすべきことはなんなんだろう。
たくさんの祈りを形に変えていくために…
ところで…
実は今、うちもそれなりに大変な状況
部屋の片付けはあまりの惨状に手がつけられないし、てゆーか倒れた本棚で入口が塞がって隣りの部屋に入るのにもひと苦労(写真2…入水鍾乳洞の胎内くぐりを思い出す
)、障害をもつ母親の通院の為に少しでも早くガソリンを手に入れなければならないのに1時間以上も並んだあげくに売り切れとかになるし、ガソリンが自由に給油できないと足がないので現場までいけなくて仕事になんないし…
現在の日本の危機的な状況に加え、自分自身もそんな感じで、もしかしたらいろいろな対応がうまくできないかもしれないので、この場をかりてお詫びします。
マイミクの皆さん、mixiのコメント等、思うようにできないかもしれません。
minnakaの皆さん、次回のオフ会、中止にしてごめんなさい。やはり今の国内情勢ではいろんな意味で中止したほうがいいと思ったのです。
YUMEKAKEの皆さん、事後連絡や今後への活動紹介等をしたいのですが、状況が落ち着くまでちょっと待っていて下さい。
チャイルドサポーター・YUMEKAKEホームメンバーの皆さん、来年度の会員証の発行や書類、スカラーからの手紙など、随時送付致しますので、しばらくお待ち下さい。
今、停電中。
(写真3)
フィリピンの生活支援プログラムで現地で手作りしたキャンドルの灯りの下で、これを書いてる
とても静かであたたかい灯が心を穏やかにする。
寒さしのぎに布団にくるまりながら、なんだかこのまま眠ってしまいそーだけど、
停電が終わったら、ちょいとガソリン探しに出掛けよーかと思ってたりもする。
それはそーと、
さっきシャワー浴びたら、足の裏に絆創膏があった。
海で刺さったトゲの跡に、3日前の、フィリピンを出る前日の夜に張り直したやつだ。
こんなふうに、これからもふとしたきっかけで、あの輝く日々達の思いでや仲間達の笑顔が心によみがえり、また切ない気持になってしまうのだろう。
それにしても、
なかなかやるな、100均防水絆創膏
時間に追われてばかりの生活と、
さて今のこの時間に何をしよっかとまったりするひとときと、
いったいどちらが幸せで、どちらが人間らしいんだろう。
ふと、そんなことを思ってしまう、停電の夜なのだった…
さて、
そろそろ携帯の充電もなくなりそーだ…
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