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2011年02月19日16:06

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生きる歓び (編集後、追加あり)

 誤解しないでほしい。
 ぼくは自分探しだの、日々が発見だの、そういった事柄にはまるで無頓着なんだ。
 できれば、ほかを当たってほしい。ぼくは好き勝手を書いているだけなんだから。

 ホントはぼくだって、日々の暮らしのなかの、うれしかったことを書きたいんだ。
 雪かきのことにしたって、やっているうちにこころが清々しくなってきた、とか、
 近隣のお年寄りから、道路をきれいにしてくれてありがとうと感謝された、とか、
 そういうことを書いて、ああ今日も善い一日でした、と締めくくりたいもんだが。

 なにせ根が暗いもので。不穏な心情を、ついつらつらと書き連ねてしまうのです。
 だけど、こころの奥底に潜って徹底的に考えつくし、思想を形成する根性もない。
 ぼくはただ不満をダラダラ述べているだけの怠け者さ。
 だからあなたがたの、自己開発の参考にはなりえない。もうしわけないが――。

 生きる歓び、それはたとえば労働の合間のビール。
 ぼくは顔に出るから、コップ一杯でじゅうぶんだ。





〈編集後、以下の文章を挿入しました〉

 数時間後、上の文章を読み返してみて、「思い上がっているなあ」と感じた。
 削除したい衝動にかられたが、今後の戒めとし、このままさらしておきます。
「夏天空」というニックネームにしたとき、おおらかな気持ちで書こうと誓ったのに。
 初心に戻ろうと思う。プロフィールに掲げたモットーを忘れないように――
「全面公開。どなたの出入りも自由です。 お立ち寄りくださったあなた、どうぞごゆっくり。」






【今日の一曲】
 ロバート・ワイアットのうたう“At Last I Am Free”(邦題:生きる歓び)。
 ソフト・マシーンの凄腕ドラマーは転落事故により下半身不随に。以後、車椅子生活を余儀なくされる。
 それから彼は本格的に歌いはじめた。自由と解放のうたを、不条理への嘆きを、世界中に届けるために。



 オリジナルの、ブラックコンテンポラリーの旗手、“CHIC”のバージョンも。



作曲者ナイル・ロジャーズと、プロテスト・ソングの意義を見出したロバート・ワイアット、どちらも素晴らしい。 
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