mixiユーザー(id:11340918)

2011年02月13日17:17

17 view

CO2云々よりも人口抑制

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1500840&media_id=2

<人間が排出するCO2は年間約72億トン。海や森林が約32億トンを吸収し、残る40億トンは大気中に蓄積される。
 CO2の95%は北半球が排出しているにもかかわらず、大気中の濃度測定から推定される年間蓄積量は、南北半球ともに約20億トン。北半球から南半球へCO2が流入していると推定されていたが、地上以外でのデータが乏しく、実態は謎だった。
 チームは日本航空の協力を得て、旅客機5機に、大気を機内で観測できる装置を搭載。地表−高度12キロのCO2濃度を05年から5年間測定し、豪州便など赤道を越える航路約1500便のデータを詳しく解析した。
 その結果、南半球のCO2濃度は、1〜3月には北半球より低かったが、4月ごろから赤道−南緯30度の上空6〜12キロで北半球並みに上昇。その傾向は9月まで続いた。>

 前々から思うことだが、地球環境の保全という観点からも、「人口抑制政策」の推進を国際的にもっと真剣に議論してもよいのではないだろうか。

 CO2排出に限らず、生態系の破壊、生物多様性への脅威、森林破壊等々、すべて人口増加に原因があると言っても過言ではない。要するに人類という特定の種があまりにも増殖してしまったことが、想定しなかったような様々な問題を惹き起こしてしまっている。地球全体を人の身体にたとえれば、人類は癌細胞のようなものであろう。これ以上蔓延りすぎると取り返しがつかないことになるだろう。

 発展途上国の人々が既存の先進国と同じレベルの生活水準を達成しようとすれば、地球環境にさらなる負担を強いることになるのは、計算しなくてもわかることである。「中国人全員がトイレットペーパーを使うようになったら、中国全土の山々がすべてハゲ山になる」と誰かが昔言っていたのを覚えているが、今やそれが単なる冗談ではなくて現実のものとなりつつある。

 「持続可能性(サステナビリティ)」というキーワードが最近しばしば使われるようになっているが、「人類の適正規模」が持続可能性の観点から見てどの程度の規模なのかについて、たぶん世の中の頭の良い人たちは既に計算していることであろう。おそらくこのままのペースで世界の人口が増えていけば、彼ら全員に今の先進国と同じレベルの生活水準を保障することは不可能だろうし、それどころか早晩破綻するに違いない。

 みんな揃って公平に貧しい生活に逆戻りすることが現実的でないとすれば、国連で「産児制限」について議論しても不適当とは思われないが如何なものであろうか。

 医療技術の進歩だって考えものである。既にあまりにも医学は進歩しすぎてしまい、人間が死ななくなってしまったことが、年金や税制をはじめとする諸問題の実は真の原因ではないのだろうか。そして、実はみんなそのことに気がついているのだが、言いたくても言えないのではないだろうか。

 星新一のショートショートで「生活維持省」という作品を読んだ記憶がある。細かい内容は忘れたが、社会の生活水準を維持するために、抽選で選択された人々を政府が「間引き」するという話だったはずである。

 このショートショートのような政策は現実的には実現不可能であろうが、そうならないためにも、適正な人口規模を世界的にも各国別にも維持するために何らかの施策を考えるべき時期が来ているように思われる。

 そう考えると、歴史上たびたび起きてきた大きな戦争や虐殺行為も、自然の摂理であったのかも知れない。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する