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2010年11月20日01:57

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vsごはん

ごはんと合わないおかずといえば
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1412452&media_id=45



家にある食べ物といえば古米しかないよアハハ。



なんていう貧乏生活を1年くらいでも送れば、
ちゃんとした白いご飯の前に敵なんていなくなりますけどね。
古米ってびっくりするくらいまずいんですよ。
もう何をどうしたってますくなるから、ある意味すげー奴です。



カレーという超万能選手がいますよね。
何でもかんでもカレーをかければ食べられちゃう気がしますよね。
でも駄目なんだな。まっずいんだこれが。もう笑っちゃうくらい。
カレーそのものはうまくても、余計な味がついてくるんですよ。
割合としてはカレー:古米で、3:7という感じ。
もうなんじゃいこのまずい料理!ってね。
完食するには気合が必要です。



「炊きたて」というと、顔いっぱいにうまみの湯気を浴びながら、
銀色に輝く粒をしゃもじですくって・・・、なんていう幸せな情景が浮かぶと思うのですが、
古米にとっては、最も苦しのが「炊きたて」です。
炊飯器はシューシューいわせながら幸せの湯気を上げるはずのものですが、
部屋をいっぱいに充たす古米のそれは、来るべき食事が今回もまた地獄であり、
それはもはや逃れられない運命であると我々に気付かせます。
我々といっても、私ひとりですが。



そして炊き上がりのフタを開けると、
顔いっぱいに広がるは、うまいはずがないという残酷な湯気。
あの臭さは他に例えようがないんですけど、
まあ、例える必要なんか全然ないんですけど、
目をそむけながらしゃもじでエイヤっと混ぜる作業がもうこれ、
辛さいっぱいなんですよね。
リアルに泣きはしませんでしたが、切なくてウガーっと叫んだ夜はかなりあります。
これを毎日やらなければいけない辛さに比べたら
恋人にフラれた辛さなんて、犬の糞を踏んだ程度のもだと思いますよ。



イベント事ってその直前のドキドキ感のほうが楽しいなんて言うじゃないですか。
明日はどこ行こっか。じゃああそこ行ってごはん食べて、そして夜は・・・まあいやらしい。
なんてね。
そんな風に、空腹を抱えた体に、台所から漂うごはんの匂いって、
もう、たまらないじゃないですか。
それがね。古米だとね。もう絶望的なんですよ。
恐怖の食事のチャイムですよ。さあ席につきなさいグへへ。
そんなに炊きたてが恐怖なら、少し時間をおけばいいじゃないって、
誰もが考えると思うのですが、
当然のことながら、時間をおくとまずさに拍車がかかります。
とてもじゃないけどそんな恐ろしいことはできなくなります。
一回だけやってみて、さすがにそれは捨てました。



しっかしこの大量の古米。どうにかならんものかと、
かといってまずいからって捨ててしまっては作った人に申し訳ないし、
そもそもここまで真っ黒な米にしてしまったのは
ちょっと金があったからって外食ばっかしてた自分のせいですし、
落ちぶれてしまった今となってはこれはもうどうしようもない。
なんとかおいしくいただけないものかと
一度奮発してボルヴィックで炊いてみたんですけど、全然ダメでした。
炊き込みご飯味付け濃い目でもタメでした。
チャーハンもダメでした。
といっても金がないので、正確なメニューは




・炊き込みご飯・・・(材料 古米、水、醤油。)
・チャーハン・・・(材料 古米、油、醤油。)



なんていう今考えただけで泣けてくるものでしたが。
ちなみに冷蔵庫のコンセントは抜いてあるので
醤油は味が変わりに変わって、別の何かになってました。
これはこれで衝撃のまずさでしたね。



最終的に、もうこれは修行なんだなと
わけのわからん悟りを開いた私は、
貧乏人の味方、問屋スーパーの中でも、誰が買うのかわからない
50食398円みたいな、これはこれでなんともまずい味噌汁の素を購入し、
まずいご飯にぶっかけて、日々流しに流し込み、
なんとか最後の一粒まで、まずくいただくことができました。
もうね、この達成感といったら!
登山てしんどいですよね。でも頂上には素晴らしい景色や感動が待っているわけですよ。
古米地獄の先にあったもの・・・
それは、俺の身体は大丈夫なんだろうかという大きすぎる不安と、
さて明日からは何を食えばいいのか・・・という絶望感でした。


















他の皆さんがお好み焼きやらシチューやらのおいしい日記でワイワイしているというのに、
なんだって大学時代の古米ライフについてこんなに書いちまったんだ、チクショウ。
と、ここで、
引っ越してからまだ片付けてないもの置き場にある
ある重要なものを思い出しました。
入手の経緯やそのモノの説明は面倒なので言いませんが、
5年ほど前に友達からもらった





「熟女ライス 古米100%」





と書かれた素敵な商品があります。そっか忘れてたぜ。
リアルにお米なんですけど、元々が古米だったうえに
更に5年ほど寝かせておいたので、
それはそれは見事な熟女に成長していると思います。






せっかくなので、こちらのライス。
ここまでお付き合いくださった方のあしあとから
抽選で1名の方に、問答無用でプレゼントいたします。














なお当選者の発表は商品の発送にかえさせていただきます。


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