写真は、新宿高速バスターミナルに停留する大阪行きの夜行高速バス。今、小生が乗車し揺られているバスです。
はい、というワケでまた旅に出ております。この二ヵ月、3月前半の東北北海道独り旅(
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=10730587&owner_id=65677)、3月後半の北九州へ仲間4人と旅(
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=12274017&owner_id=65677)、4月前半の那須へ会社の人と旅(
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=13737387&owner_id=65677)、に続く第四弾、二週間に一回旅立っているのは気のせいでは無いはずです。か、金がもたん・・・。
今回も独り旅ではありません。同伴者は母。齢68にして、長距離バス(しかも深夜行)初体験の、マイマザーであります。
きっかけはちょうど一週間前の雑談。奈良県は吉野山の桜が満開になったというニュース。
母「吉野は、一度は行ってみたいのよねぇ。お父さんと結婚する前からそう思って、もう40年」
長過ぎです。人間、行けないなんてことは無くて、行かない、というだけでは?親父も他界してるんだし、息子二人も手のかから無い歳なんだし、思い立ったが行ってくれば良いじゃん。来週末も、奥千本の桜なら見頃みたいだし。
母「そうねぇ・・・仕事休めるか聞いてみようかしら。休めたら、よろしくね」
・・・も、もしかして小生も行くんでしょうか?
と巻き込まれて、今に至ります。この一週間、自分の予定を調整して、母の希望を聞きつつ二転三転する行き先を組み直し、チケットを手配し・・・こんな時に限って仕事も忙しいし、ってそれはいつもか。
まぁ、父を、孝行できる年齢になる前に亡くしている身としては、せめて母の存命中は、出来るかぎりの育ててくれた恩返しをしたいと思っています。・・・この人、長生きしそうですが・・・。
そんなわけでバスに揺られているのです。正直、夜行バスが安くて向こうに早く着くから良いかもね、と言った時に、ホントに乗ることになるとは思いませんでした。68の婆さんにはキツイ、と諭したのですが、「乗ったことが無いから」という理由で選ぶこの人の好奇心と行動力。肉親を誉めるのは恐縮ですが、こういうところはホント、見習いたいですわ。
ケータイからですが、旅記更新、できたらするかもです。期待しないで待っててください。そもそも読みたか無いよ!とかは、思ってても口に出さないでくれると嬉しいです。言われたら泣きます。
そんじゃ、行く前から約束されている珍道中、せいぜい楽しんできますわ!
完全消灯された車内、締め切られたカーテンの隙間からこっそり外を見ると、真円からはちょっとだけ欠けた月が、山を黒く照らしていましたとさ。
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