この頃、私は年くってやっと自然の在り方に気がついたせいなのか、若い時には全く気にもとめてなかったなんでもないような木々や草花に目が行き、しみじみと、お〜、きれいだな〜、って感じる。
今の季節、家から毎日出かける道すがら、駅までの途中の家々の花壇なんかに、色とりどりの花々が咲き、木々の緑がのびのびと呼吸してるような感じをながめながら歩くのが、なかなか気持いい。
森田公一の歌に、青春時代は暗くて辛いもの、ってのがあったけど、確かに悩み多い20代のころは草木に色があっても気持に届かず、草木を今のように楽しんだことはなかったような気がする。
そーいえば、若い時にくらべ、女性なんかもみんな美しく見えるし、世界がありのままの美しさに見えてくるんだから、年をくうことは私には楽しいことが増えてくる感じで、わるくない。
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