そして 風がやんだ。「空が泣き止んだね。」兄は言った。「…ぁ…」 わたしが喋ろうとしたら先に兄の声が飛んできた。「残酷すぎるよね。 全てが過ぎてしまったから、 だから、お互い会話することも目を合わせることも 辞めよう、だなんて。」

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愛されることを求めてTwitterに登録した。それからラブメールという機能に登録したら匿名でラブメールが来るようになった。毎日最低一通くるが、誰かは検討がつかない。言葉は温かく優しく、時に熱烈で舞い上がってしまうほど愛情がこもっているのに、その

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電車の窓で街並みが線を描いて去っていく。頭の中で『灰色と青』ー米津玄師さんの歌が流れてる。元彼と再会し失恋を知った後なのに、幼なじみを思い出して目と目を合わせて会話している小学生までの日々を思っていた。この歌を聴く度にいつも幼なじみを思い

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