mixiユーザー(id:4799115)

日記一覧

日本人にとってイスラエルってのはどんなイメージなんだろうか。アメリカ帝国主義の手先で侵略国家である。大国の共犯関係で成り立った国で、いっつもまわりと戦争している。そんなくらいのものかもしれないちょっと前に読んだハンナ・アレントだったり、マレ

続きを読む

マレーネ・ディートリヒの伝記。僕がマレーネについて知っていることと言えば、ドイツ出身で戦時中にアメリカに渡って、前線の兵士を慰問していたということ。持ち歌の「リリー・マルレーン」という歌がとても素晴らしいこと。椎名林檎はむかし愛用していたデ

続きを読む

アジアの共産主義国家は、ソ連に占領された北朝鮮を除くとそのほかはおおむねその国自身に起こっていった。それゆえ、ソ連起源のマルクスレーニン主義に基づきつつも自国のナショナリズムを色濃くとどめている。取り上げられている国は、中国、北朝鮮、ベトナ

続きを読む

CDの売り上げがピークだった1998年について、表題の宇多田ヒカルほかいろんなアーティストのデビューしたということを絡めて、どんな年だったのかを振り返っている。1998年に至る音楽業界の動向を追いつつ、1998年デビューのトップアーティストである宇多田ヒ

続きを読む

哲人と青年の対話を通して、人生のあり方を考えていく。自己啓発的な内容ではあるのだけど、アルフレッド・アドラーの「個人心理学」理論の思想をわかりやすく凝縮したもの、なのだ。哲人は、世界はシンプルで人は今日からでも幸せになれると説く。青年は納得

続きを読む

今の日本の若者は果たして幸福なのか?不幸なのか?ってことを、日本が近代化を迎えてから若者がどのように捉えられてきたのかってとこから考察している。今の若者は〜とか言う前に読んでみるといいかもしれない。僕は共感できるとこ多かった。みなさん、夢は

続きを読む

ちょっと前に、ナチス・ドイツ強制収容所の実態を描いた体験記録『夜と霧』を読んだことだし、次は共産主義国家モノを読もうと思っていたのだ。ソビエトのことなんて、なんも知らないしな。母親は子供のころ、「アメリカとタメを張るソビエトとはどんな豊かな

続きを読む

初めて読んだ大江健三郎。読みにくい文体なのかという先入観があったけど、そんなことなかったぞ。序盤はちょっととっつきにくいのかと思ったけど、読み出すとどんどん引き込まれていった。蜜三郎と鷹四の兄弟を中心に話は展開する。障害を持つ子供の父親であ

続きを読む

コトバ日記
2017年10月18日00:16

言葉にすること、について考えている。酒飲みながら書いた、自分で整理したいだけのメモなのだが。ついこないだ読んでいた青土社の「現代思想」8月号が「コミュ障」特集だったので、コミュニケーションについても考えていた。一般にコミュニケーション能力と

続きを読む

東浩紀が編集人を務める、現代の評論についていろいろ書いたものを載せてる雑誌、その6。 ロシア現代思想特集ということなんだが、今回のんはなんだかめちゃくそ難しかった。いまのロシアで右派・左派両方の思想家のテキストを併催しているが、難しくてよく

続きを読む

イギリスの下層階級の子どもたちが預けられる託児所で働いていた日本人保育士のノンフィクションエッセイ。子供達とのふれあいとともに英国社会の闇も描かれている。生活保護の不正受給は日本でひところ話題になったけども、英国でもごく一部で生活保護費を使

続きを読む

レヴィットという経済学者の研究を作家のダブナーが読み物にしてまとめた一見、これは関係あるのか?雑学か?と思うようなテーマについて、データを根拠にして経済学的に分析している。珍説を言うだけの内容ではないし、経済学の理論やモデルの解説書でもない

続きを読む

日本の近代以降、工業の発展によって生産力が上がって消費社会を迎えてからの消費の動向を分析し、現代の消費社会がどのような特徴をもつ形態となったか論じている。「社会人になったら良い腕時計買うのが当然じゃない??」みたいな時代錯誤なことを言う上司

続きを読む

なんだこのタイトルは!?いうかんじだけど、意味しているのは「求められるときは必要とされるのに用事が済むとないがしろにすらされる」通訳者の扱いを揶揄したもの。あと翻訳業全般において、原文に忠実に訳して訳文が堅苦しい読みづらくなってしまうor訳文

続きを読む

萌えるSE残酷物語!うっかりブラックアイティー企業に新卒で就職してしまった工兵くんが、中学生の女の子にしか見えない直属の上司・立華たんのもとで地獄のような案件をこなしていくライトノベルです。笑いどころがアイティー戦士にしかわからないようなギャ

続きを読む