やはり話題になる作品は強い力を持ってますね。正面から堂々とねじ伏せられました。「盤上に散る」はさほどでしたが、塩田武士に完全にやられました。以下本文。「存在のすべてを」塩田武士著昨年からずっと話題になっていたので図書館で予約をし、忘れかけて

続きを読む

メフィスト賞受賞は伊達じゃないですね。タイトルからこんな真っ当な物語がお出しされるなんて思わないじゃないですか。完全に脱帽しました。以下本文。「ゴリラ裁判の日」須藤古都離著本屋で見かけてからずっと気になってた作品。人語を解し、手話で自身の言

続きを読む

4/27（土）〜4/29（祝）で先輩と熊本へ行く予定です。29日には帰りますので実質27・28日の2日間となります。恒例の街飲み会を今回は27日（土）にします。いつもなら皆さんの反応を見て日程を決めますが、滞在期間に余裕がないため決め打ちとなります。現時点

続きを読む

この本を読んでようやく宮部みゆきの小説が邪悪な物である事に気づきました。絶対に良い人だと確信してますが、作家的には邪悪の領域に足を踏み入れてるはず（笑）以下本文。「ぼんぼん彩句」宮部みゆき著比較的新しい宮部みゆきの本でどういった内容か分から

続きを読む

本日アラ還待ったなしの年齢になりました。今でもやってることは学生時代から変わってない気がしますが、年齢だけは無駄に積み重ねて56歳になりました。学生時代と変わらないと書きましたが、間違いなくアニメの視聴本数は学生時代の数倍になってる自信があり

続きを読む

2024春アニメのリストを作りました。土壇場ですがざっくりと紹介します。・アイドルマスターシャイニーカラーズアイマス関係はとりあえず録画します。そして今に至るまで全て円盤に焼いてます。本作がどういう位置付けなのかは分かりませんがとりあえず視聴し

続きを読む

年寄りの自分では絶対に分からなかったであろう若者の読書傾向を多少なりとも知れて良かったです。自分と同年代の人達に読んでもらいたい本。以下本文。「若者の読書離れというウソ」飯田一史著少し前に「税金で買った本」で取り上げられた本です。印象に残っ

続きを読む

2024年冬アニメも終盤に差し掛かりました。中途半端なタイミングですが感想をまとめます。・異修羅原作は未読ですが月マガの漫画連載はチェックしています。漫画が来月で最終回ですがアニメは先取りでそこまでで終わりそうです。CG作画が安定していて漫画のア

続きを読む

作者の事をよく分からないままに手に取った本でしたが、手に取って正解でした。以下本文。「これやこの」サンキュータツオ著作者のサンキュータツオが誰なのかも分からないまま新刊棚で手に取ってみました。ざっと目を通すとなかなか面白そうだったので借りま

続きを読む

最近よく名前を聞く作者の作品だったので結構期待値が高かったのですが、やや肩透かしを食らった読後感でした。以下本文。「盤上に散る」塩田武士著最近「存在のすべてを」のタイトルをよく聞くようになり、図書館で予約をしたので少しくらいは作者の勉強をし

続きを読む

「嘘と正典」の流れから「地図と拳」に手を付けました。本文で語ってますが、この作品がどのような話なのか、結局自分の技量ではまとめることが出来ませんでした。以下本文。「地図と拳」小川哲著図書館で借りてのんびりしてたら返却期限があと3日なことに気

続きを読む

宮部みゆきは天才だなとあらためて思わされた次第です。未読作品が多々ありますが、まだまだこんな化け物みたいな作品があるのでしょう。以下本文。「幻色江戸ごよみ」宮部みゆき著図書館で宮部みゆきと北村薫の対談を読んでいたら北村薫が本作の短編がどれも

続きを読む

初めて読む作者の小説は、チョイスを間違うともう二度と読まなくなる可能性があるのでドキドキしますが、今回は無事また他の作品も読んでみたいとなりひと安心でした（笑）以下本文。「嘘と正典」小川哲著「地図と拳」「君のクイズ」等で最近よく名前を見る小

続きを読む

最近図書館で読むようになった本の雑誌にこんな連載が掲載されてるとは知りませんでした。本の雑誌は本選びにも大変重宝しています。以下本文。「神様のお父さん・ユーカリの木の陰で2」北村薫著本の雑誌に連載してるエッセイをまとめた本です。本の雑誌は最

続きを読む