7、8年ぶりの木下アリスは、ピアノと電子オルガン版だったちょっとファミコンっぽい音でも裁判シーンの混乱の極みの多重唱は、やはり見事で小気味好くてやっぱりゲラゲラ笑ってしまう、楽しい──【音楽】木下牧子:不思議の国のアリス/横浜みなとみらいホー
ハートのジャックからカードをもらった嬉しい!──【音楽】木下牧子:不思議の国のアリス/横浜みなとみらいホール1700
細川俊夫:嘆き/ソプラノとオーケストラのためのテキストは違うが、オペラ「海、静かな海」と打楽器の編成と構成はほぼ同じ大地(あるいは海、ひとびと)の怒りの間隙を突くように歌われる「嘆き」がしんしんと沈んでいく底にチンと鳴らされるリンの音に「海