小説 紅蓮 52「そう言えば、マスターのご両親のこと、あんまり話さないわよね。どうして?」 お腹が満足したようね表情で由紀子が口を挟む。俺は窓から見える海のかなたに、大型の旅客船が通るのを見た。志布志港は、神戸かどこかを結ぶフエリーの発着所
続きを読む
ログインでお困りの方はこちら
mixiニュース一覧へ