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開催終了坂本公成+服部滋樹/『直島劇場』

詳細

2010年08月28日 19:14 更新

こんばんは、モノクロームサーカスです。

 瀬戸内7つの島で開催中の「瀬戸内国際芸術祭」にてモノクロームサーカスが『直島』を劇場に仕立てるこころみを行ないます。
 ヴィジュアル・ディレクションに大竹伸朗さんとの直島銭湯『I ♡湯』で有名なgrafの服部滋樹氏と共に、約1ヶ月の直島滞在をへて上演します。

 会場となるのは、直島でも「家プロジェクト」として有名な本村地区。
ジェームス・タレルを始め、杉本博司、内藤礼、須田悦弘、宮島達男、大竹伸朗などのアーティストが「家」にアート作品を埋め込んでいる地区です。

 私と服部氏の作業は、家や場に作品を埋め込むのではなく「解き放つ」作業から始まりました。
 
 たぶん今回のプロジェクトのハイライトとなる「旧中村邸」という廃屋を使った作品では、まず、「死んだ家」としての痕跡はできるだけ残しながら、余分なものを削いで「能舞台」のような簡素な空間を浮き上がらせる作業でした。廃屋の壁面一面丸ごとを削って、外部から見る事のできる空間にした上で、ほぼ全ての壁や建具を取払い、ダンサーがパフォーマンスが可能になるように、床面はそのまま保ちながら、舞台として機能できる強度を保障する。そんなデリケートな作業がgrafのメンバーとボランティアスタッフ「こえび隊」ともちろんパフォーマーチームの協労によって出来上がりました。

 今、その「旧中野邸」は風雨を避けるために表を封印されていますが、その空間を前にした時の印象は圧倒的です。

 プロジェクトの起点となる『旧診療所』は、今年の3月まで実際に機能していた所謂病院です。ここでも、何かを埋め込むのではなく、「削ぐ」手つきが存分に活かされています。できるだけ余分なものを削いで、「診療所」そのものにあった「空間構造」だけを残し、見る人の体験やイメージが介入していきやすい空間を創る。ここでもgraf 服部氏の意志は徹底しています。

 今回、プロジェクトに参加するダンサーは、monochrome circusのダンサーを始め、名古屋、新潟、関西、瀬戸内近辺と広範囲から20名あまりのダンサーが結集して滞在製作を行っています。『旧診療所』に連なるお医者さんの住まいだった「本宅」にメンバーの約半分が住まい、ボランティア・スタッフのための滞在施設「こえび寮」に住まって製作を続けています。
 
 もともと『診療所/本宅』は個人宅だったので、二桁の人が宿泊を続けるのに適した空間ではありませんでした。直島村役場の協力を得て、このスペースを使えることになったあと、6月,7月とダンサー達と出かけて、水・光・熱・などのインフラの整備や、建具の補修、集団生活が可能になるような、キッチン周りや、洗濯機の補修なども含めて、「住まうこと」全般を一から作り上げるような経験になりました。作品そのものもありますが、ここ「本宅」において、「アーティストの共同体が過疎地に長期レジデンスする場合」のシュミレーションみたいなものが行われつつあります。

 「島」での滞在期間中は、地元の方々から、釣れたばかりの魚や地ものの野菜、更には調理したものまで、とても暖かく迎え入れて頂きました。「本宅」の庭を開墾?して頂いた方もいて、今では枝豆が僕等の第2次滞在を待っている筈です。リハーサル会場が「直島女文楽」の練習会場と一緒なので、
そのリハーサル風景も目にすることができました。

 締めくくりは『本村港/桟橋』です。
古来本村は、直島と外界をつなぐ玄関口で、その本村港の海にぽっかりと浮かぶ「桟橋」でダンサー達が踊ります。
「削ぐ」ほどのものは何もない、海と空に挟まれた外へと拡がっていく空間、
背景には大小さまざまな島影が風景にハイライトを添えます。
 大きな風景の中での小さな「人為」、それでも、人が「居る」ことは素晴らしい、きっとそんな時間になることでしょう。

 皆さんの御来場をお待ちしております。
 
坂本公成

 ps : 芸術祭の会期中、非常に混雑しております。
 ご予約はお早めに。


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瀬戸内国際芸術祭2010
モノクロームサーカス×服部滋樹『直島劇場』

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─終わりのない劇場

直島の本村をまるごと劇場化するサイトスペシフィックなダンス・パフォーマンス。パフォーマーの身体と空間構成が島の日常に浸透する。「そうであったかもしれない」世界。自然の営みと、人の営みの狭間にあふれる、光、音、人影、、、、。島に流れる時間をあなた自身のカラダで編集していくパフォーマンスです。

ご予約+詳細 http://www.monochromecircus.com/naoshima/

日時:2010年 9/23(木)〜26(日)15:00開演
場所:直島本村地区(香川県) *雨天決行
料金:無料 *予約優先

ーーーーーーーー チェックイン(集合)ーーーーーーーーーー
以下の時間内に受付をお済ませください。
時間:14:00〜14:50 
場所:直島町東部公民館 (香川県香川郡直島町本村)
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演出/構成:坂本公成+服部滋樹
ヴィジュアル・プロダクション:graf
出演:Monochrome Circus(森裕子、佐伯有香、野村香子、小寺麻子)
ゲストダンサー:服部哲郎、堀江善弘、福井幸代、辻本佳、LATA、田中弘志、高室久志
ワークショップ参加者:野田菜奈美 住吉山実里 ベ・スヒョン 神澤真理 大谷綾子 中川佐和子 井田侑子 谷口慶 ほか
定員:各回100名


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プレワークショップ&パフォーマンス@高松
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http://www.brsq.net/

日時:2010年9/12(日)
11:00〜13:00 まぎれダンス・ワークショップ 
15:00〜16:30 パフォーマンス「段差を探せ!」

会場:
ワークショップ=ブリザートスクエア http://www.brsq.net/
パフォーマンス=常盤町商店街一帯

料金:無料

※予約優先 E-mail=mc@monochromecircus.com


【お問合せ先】

瀬戸内国際芸術祭総合インフォメーション TEL| 087-813-2244
モノクロームサーカス E-mal= mc@monochromecircus.com


主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会
瀬戸内国際芸術祭公式ホームページ http://setouchi-artfest.jp/


配信元:
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モノクロームサーカス
〒606-8181 京都市左京区一乗寺地蔵本町7−2
TEL 075-722-2878
E-mail= mc@monochromecircus.com
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  • 2010年09月23日 (木) ~26日
  • 香川県 直島
  • 2010年09月21日 (火) 締切
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