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開催終了21世紀高野山医療フォーラム @ 京都みやこめっせ

詳細

2012年11月12日 21:30 更新

11月17日(土)に京都市勧業館みやこめっせで開催される
第9回21世紀高野山医療フォーラムに
池澤夏樹さんが講演とパネル・ディスカッションに参加されます。

フォーラムの参加は「21世紀高野山医療フォーラム」のサイトから申し込みができます。
フォーラム後に予定されているワークショップはすでに申し込み定員に達しているとのことですが、フォーラムはまだ受け付けているようです。

21世紀高野山医療フォーラム
http://www.koyasan.jp/21forum.html


以下、ウェブサイトからの引用です。
【21世紀高野山医療フォーラム】
第9回「危機の時代のいのち」
日時:2012年11月17日(土)13:00〜18:05
プログラム
13:00 開会のごあいさつ
松長 有慶(高野山真言宗管長・総本山金剛峯寺座主・21世紀高野山医療フォーラム名誉会長)
庄野 光昭(高野山真言宗宗務総長・高野山学園理事長・21世紀高野山医療フォーラム理事)

第一部  「震災後の人間〜生きなおす道を求めて」
13:10 基調講演 「被災者」から「震災経験者」に変わる日
菅野 武 (医師) 三角(右)講師略歴・講演概要

14:00 特別講演 たくさんの人が亡くなった後で〜準備のない死をどう受け止めるか〜
池澤 夏樹 (作家) 三角(右)講師略歴・講演概要
休憩 14:50〜15:00


第二部 「崖っぷちのいのち 〜自死3万人、再生の道〜」
15:00 講演1 「生きなおす力」を探る〜悲しみこそ真(まこと)の人生のはじまり〜
柳田 邦男 (作家・医療フォーラム理事長) 三角(右)講師略歴・講演概要

15:50 講演2 悲しむ力から育む力へ 〜見守る息づかいとしてのスピリチュアリティ〜
井上 ウィマラ (高野山大学准教授) 三角(右)講師略歴・講演概要
休憩 16:40〜16:50


第三部  シンポジウム「危機の時代における生と死」
16:50 シンポジウム 危機の時代に問われる日本人の価値観、死生観
司会・座長  : 柳田 邦男 (作家・医療フォーラム理事長)
パネリスト  : 池澤 夏樹(作家)
      井上 ウィマラ(高野山大学准教授)
      井村 裕夫(医療フォーラム理事、財団法人先端医療振興財団理事長)
      菅野 武(医師)
      森崎 雅好(高野山大学助教)

18:05 閉会のごあいさつ
藤田 光寛 (高野山大学学長・21世紀高野山医療フォーラム理事)

※都合によりプログラムが変更になる場合があります。予めご了承ください。

コメント(5)

  • [1] mixiユーザー

    2012年11月12日 22:12

    今日、この催しのことを知り、さっそく申し込みました。
    午後1時から6時過ぎまでの長丁場ですね。
    聞き応えありそうです。
  • [2] mixiユーザー

    2012年11月13日 23:05

    池澤さん、相変わらずのご活躍。文学、とはまた違った局面でのシンポジウム。
    行かれましたら、また様子などお伝えいただけたら幸いです。
  • [3] mixiユーザー

    2012年11月16日 22:29

    ようやく、今日、参加証が送られてきました。
    あー、間に合った。
    しかし、「参加者多数の場合、立見になる場合がございます」とありまして、
    少し早めに行かないと、席が取れないのかもしれません。
  • [4] mixiユーザー

    2012年11月17日 23:21

    上記のフォーラムに行ってきました。

    最初の講演者は、菅野武さん。
    宮城県南三陸町の公立志津川病院で東日本大震災に遭い、病院の4階まで水没する津波の被害に遭いながらも医師として大きな働きをされたことで、2011年のTIME誌の選ぶ100人にも選ばれた方です。
    びっくりするほどお若くて(1979年生まれ)、そして語られる言葉の確かさに、ただただ圧倒されるばかりでした。
    地震の当日に見てこられたたくさんの死、救うことのできた命、そして、震災の5日後に誕生した息子さんのこと。
    震災については多くのことが書かれ、私も読んできたけれど、実際に体験した人の言葉を直に聞くとその重みは計り知れないものでした。

    次に登壇された池澤さんが、開口一番「菅野先生のお話、すごかったですね」と言われたくらいでした。
    池澤さんのお話も、震災後、仙台に住んでおられた伯母さんをたずね、札幌の家に釣れて帰られて以後、何度となく被災地を訪れて、いろいろな人の話を聞いてこられたことから始まりました。
    また、「死」について、一人称の死、二人称の死、三人称の死、という区分で言うと、今回の震災で亡くなられた方々は、自分に取っては三人称の死であったが、こうして被災地を繰り返したずねている間に二人称に近づいてきたということも話されました。
    また、ご自身の作品の中から「キップをなくして」という小説の中の「ミンちゃん」という死んでしまった子どもがどう生まれてきたかということとか、フランス人のフィリップ・フォレストの「永遠の子ども」という作品について、語られました。

    第二部は、柳田邦男さんと、高野山大学の井上ウィマラさんのお話でした。
    柳田邦男さんはご自身の息子さんの自死について書かれた「犠牲」をはじめとして、死と向き合った著作が多いのですが、今回の震災のあと「行きなおす力」について、実例を挙げながら話されました。「犠牲」を書いたとき、これを読んだ若い人が死の方に引っ張られるのではないかと危惧したが、むしろ生きなおすきっかけになったという例として歌手の今井美樹さんを取り上げられました。彼女は雑誌「ダヴィンチ」2000年10月号の中で、この本の中のある文章に救われた体験を語っており、その表紙写真がスライドで映し出されました。表紙モデルは柳田さんの「犠牲」の文庫本を手にした今井美樹さんなのですが、左上に大きく「池澤夏樹」の文字も入っていて、偶然、池澤さんのインタビューも載っている号でした。

    井上ウィマラさんは、名前だけ見た時はずっと女性だと思っていたのですが、ビルマで出家された時のお名前だそうで、男性でした。臨床心理学的な立場からのお話でした。

    最後のシンポジウムでは、上記の4人に、井村裕夫、森崎 雅好の2氏も加わって、柳田さんの司会で医療と災害と生と死についての話題が展開されました。柳田さんが、池澤さんに、今回の震災の被災地を訪れた体験が今後の作品にどう生かされると思うかと質問され、池澤さんは、それは全くわからないと答えられました。エッセイとしては書くことができるし、実際に書いてきたが、小説としては、どう出てくるか、わからない。宮沢賢治が好きだけれども、「グスコーブドリの伝記」に描かれたような冷静な自己犠牲には違和感を持っている。一方で、自己犠牲というよりも職業的な倫理観で動き、犠牲になった人の行動を否定的には見られない。今は、東北に呼ばれている気がして、繰り返し行っている。それは縁であると思う。そこから何か出てくるなら、それを待とうと思うとのことでした。

    1時から6時過ぎまでの5時間がそれほど長く感じられないくらい、濃密な時間でした。
    講演者の方々の本が販売されていて、私は菅野武さんの「寄り添い支える 公立志津川病院 若き内科医の3・11」(河北新報出版センター)を買いました。
    柳田さんの本よりも池澤さんの本よりも、この本がいちばん売れてました。
    菅野武医師のお話は、まさにこの日の講演の白眉であった、といっていいでしょう。
    私も池澤さんが話をされるということがなかったら、行くことはなかったと思うのですが、そんなきっかけで行くことができてよかったと思います。

  • [5] mixiユーザー

    2012年11月18日 10:50

    すごく濃密でよいお話が聞けたのでは、と思います。
    池澤さんはエッセイで繰り返し東北のことを書かれ、被災地のボランティアをなさっていることもうかがえたのですが、東北に呼ばれている、きっとそんな感じなのでしょうね。
    志津川病院は、震災のときもニュースに何度も出てきて、映像を見ながら「ああ、早く助けてあげて!!」と自分は何もできないままはらはらしていた記憶があります。
    実際に経験されたかたの言葉は本当に重いですね。
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