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開催終了「本当の自分になること」講師:尾崎真奈美さん

詳細

2007年09月19日 23:05 更新

開催日時: 2007年9月20日(木) 18:30〜20:30

開催場所: 中野区勤労福祉会館
      ※詳細・アクセスはユング研究会HPよりご覧ください↓
      http://www002.upp.so-net.ne.jp/u-jung/Index.htm

講師: 尾崎真奈美さん

演題: 「本来の自己との一致:心理学的記述と体からの気づき」

≪本来感(authenticity)や自己一致などの概念を探りながら、どのようにスピリチュアル・ヘルスを達成するかを論じます。≫


(ユング心理学研究会・スピリチュアリティ研究会 共催)
 

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「本来の自己との一致:心理学的記述と体からの気づき」
           2007ユング心理学研究会 9月20日@中野  
                              尾崎真奈美

本報告は、「本来の自己を求める」プロセスを「スピリチュアルヘルス」と定義し、心理学的でどこまで記述できるかを探り、ちまたの「自分探し」や,宗教的テーマである「真我との一致」の心理学的位置づけを試みるものである。ユング心理学ではどのように捉えられるかご示唆をいただきたい。
体験的気づきの場としてのダンスムーブメントの紹介もあわせて行う。

1:理論的根拠
 
☆スピリチュアリティー定義
Most human of experiences that seeks to transcend self and find meaning and purpose through connection with others, nature, and/or a Supreme Being, which may or may not involve religious structure or traditions (Buck,2006).




       ☆スピリチュアル・ヘルス
       本来の「自己」を求める過程に現れる健やかさ(尾崎、2007)。

       スピリチュアル・ヘルス(仮説)とは、
あらゆる肉体的・精神的成長段階において査定できる
本来の自己との一致を希求する、
根源的な態度・傾向である。
スピリチュアル・へルスは次の3要因が伴って実現されると考える。それは?自己・他者・自然・超越的存在との連関という「気づき」
?個人の生得的資質を発揮する方向を選択する「意志」
?内発的喜びを伴った「エネルギー」である。
また、スピリチュアル・ヘルスは意識・無意識の統合された
内的なダイナミックなプロセスであり、
個人の肉体・精神・社会的健康に影響を及ぼし、
人間性の最高価値・美徳を実現し、
社会や環境との共存を可能にするが、
宗教的文脈に限定されるとは限らない。

 Hawks(1995)によるスピリチュアル・ヘルスの構成要素のうち、人生における意味・目的を探求するという側面は、実存的テーマのもとで研究が積み重ねられてきた。また、他者や自然とつながりも、道徳・倫理教育、またディープエコロジカルなアプローチにおいて進められてきている。大いなるもの(すなわち本来の自己)とのつながりというスピリチュアリティの中核的側面に関しては、これまで宗教教育以外の教育場面では強調されにくい状況であった。
「本来の自分になること(Authenticity)」概念は臨床・社会・発達心理学等で統一的な見解にいたってない (Harter,2002)概念である。人格心理学では、Authenticであることは素直に自分の気持ちや感情に従って行動する(Harter,2002)という概念で,Voiceという指標が開発されているが、これはアサーティブな概念と類似したものであり、自己を社会的文脈でとらえたときに有効な概念である。また、自尊感情に関する議論において、他者からの外的評価に基づいたものに対比する内的な適応的自尊感情optimal self-esteemが主張されているが、その最も重要な性質としてauthenticityが指摘されている(Kernis,2003)。臨床心理学においては、防衛機能を外してありのままの自分を受け入れること(Genuineness)が目標とされている(Rogers,1963)が、この概念がAuthenticityを意味しているという主張がある(Truax,1967)。またRogersの「十分に機能した人間」を反映する資質としてSheldonらはFelt Authenticity を位置づけている(Sheldon et al.1997)。
トランスパーソナル心理学においては、自己を、外界への適応を目的とした個人的な自我より広い概念で捉える。Jungの自己(セルフ)は、人格成長の目的である個性化において自我の変容プロセスを監督指揮するものとして捉えられている。サイコシンセシスでは、日常的に自分が体験している感情や知性から脱同一化(disidentify)すること(Assagioli,1974) を、トランスパーソナル・サイコシンセシスに至る道、すなわち本来の自己との一致へ向かう重要なプロセスとして強調している。そのプロセスとして,意志の働きが重要とされている。
 本スピリチュアル・ヘルス教育の目的とするAuthenticityは、最終的にはトランスパーソナル・サイコシンセシスである。

2.スピリチュアルヘルス3因子論(尾崎、2006)
意志の働きと内発的な喜びが、気づきによって統合される。
 

3.まとめ
社会心理学・臨床心理学・トランスパーソナル心理学・宗教などの文脈において、「本来の自己」はそれぞれのレベルを指し示し一様ではない。
スピリチュアルヘルスでいう本来の自己は、究極的に「真我」を意味するが、そこに至るためには心理的諸側面に対するそれぞれのプロセスと課題がある。
ダンスムーブメントをとおした体験的な気づきも,知的な学びとともに有益なプロセスであることが推察される。


コメント(4)

  • [1] mixiユーザー

    2007年09月19日 23:14

    今のところ出席予定者は20名前後(男性、女性半々)です。
    なお、コメンテーターとしてユング研から白田信重さんが、
    「ユングの個性化と自己」の視点でお話しする予定です。
    そして最後は、尾崎さんのノンバーバルメッセージが楽しみです。
    トップの写真では、エンジェルの舞?コンテンポラリーダンス?
  • [2] mixiユーザー

    2007年09月19日 23:33

    こんばんは

    さあて、なにが出てくるのでしょうか・・・
    実はまだ考えてないの。
    本来の自己に一致する経験?少なくとも発見するきっかけになればいいと思っています。
    お会いするのを楽しみに。
  • [3] mixiユーザー

    2007年09月20日 05:57

    参考資料です。
    これから9時までにスライド作ります、あせあせ。
    http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=18412478&comm_id=981648
  • [4] mixiユーザー

    2007年09月20日 23:30

    楽しかった〜
    ありがとうございました。
    清志郎さんがレポートを書いてくださるそうで、楽しみです。
mixiユーザー
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